お正月という月は、永らく会っていない人が訪ねてきたり、先方から会食のお誘いを受けたりしたことがきっかけとなって、旧交を温める機会の生まれる時季なのかもしれません。
先週は突然に年賀を兼ねた訪問を受けた旧友と、昔話で盛り上がり、以来メールのやり取りが始まりました。昨日は、もう5年以上も会っていない方から、5日ほど前に突如、「ご無沙汰しています」から始まるメールが入り、昨日のランチになりました。
ランチと言ってもお誘いを受けましたのは、紀尾井町にあるそれなりの高級日本料理店です。
いつもの休日ならラフな、どちらかと言えばだらしない格好でいるのに、「それじゃ相手に失礼」と思い、少しはマシな身なりで出掛けます。
約束の12:30には早すぎる到着となりそうなので、タクシーを弁慶橋で降り、紀尾井町通りを清水谷公園に向かって歩きます。
休日のせいか人通りも少なく、江戸時代はこのあたりは紀伊徳川、尾張徳川、彦根井伊の三家の中屋敷があり、紀尾井町と名付けられたようです。
紀尾井坂の南にある弁慶橋の低地に向かい、清水が湧き出ていたようで、それが清水谷の由来とか。
天気もあまりよくない寒い曇り空の下、都会のド真ん中でも一人行けば、かえって、この物静かな様子が侘しい気持にさせます。今年は異例の早いスギ花粉の飛散とか、思いがけずのクシャミが飛び出しその侘しい雰囲気を打ち破ります。
さて、店に到着してみれば、立派な店構え、着替えてきてよかったと思いました。
階段を下りれば、既に先にお待ちの様子です。先導されて曲がりくねった薄緑絨毯の内廊下を通り部屋の引戸をあけ、席を見るや顔を合わせて、開口一番「ご無沙汰致しております」が自然と出ます。
先週会った級友は親しい間柄でもあったことから「久し振り!」が最初の出た言葉ですが、同じ意味なのに、相手により、出る言葉が意識もせずに変わるといいうのは不思議ですね。
また、会食中に交わす言葉も自然に昨日は「相手を意識した、よそ行き」言葉になってしまいます。
あまり、あからさまな言葉は一切出さずじまいでした。神妙にしていたせいか会話に集中していたものか、お料理を楽しむ時間が少なくなり、もはやランチの時間を過ぎようとしています。それでも締メの食事とデザートのお汁粉はブログ用にパチリ! としてから、しっかり頂きました。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、有難うございます。
あからさま過ぎるのが、今日、就任式を迎える米国の第47代大統領ドナルド・トランプ氏です。第2期政権がスタートするわけですが、マジックショーのように中から何が飛び出すやら予想さえ全くつきません。それ以前から次々に打ち出されるトランプ砲の数々、関税問題、グリーンランド、パナマ運河、メキシコ湾のアメリカ湾改名、はてはカリフォルニア山火事ではカリフォルニア州知事の無能さを罵倒するなど露骨に言いたい放題です。
また、日本経済も、トランプ氏の米大統領就任後の言動に大きく影響を受けないはずもありません。米国のクシャミで日本は風邪をひく程の大きな影響を受けるのだと思います。
日銀も就任後の市場の反応を、見届けてからの判断にはなると思いますが、23、24日の日銀決定会合で、利上げをするのかしないのか、大きな判断を迫られることになります。
おそらくですが、日銀が金利を僅かながら上げようが上げまいが、今後の日本経済やマーケットでの大きな混乱や相場の乱高下は、避けられないであろうと思われます。
企業は企業として生き残る為の、手のひら返しが始まっています。
DEI(多様性、公平性、包摂性)の取り組みが企業で縮小しています。トランプ次期政権がDEIを否定する姿勢を見せているからです。
例を上げれば、トランプ氏の就任以前から始まっていましたが、マクドナルド、ウォルマート、フォード・モーター、トヨタも日産もDEIの活動方針を見直しています……と言うことは、様々な価値観が変わるかもしれません。一国の大統領が変わったら世界の価値観まで変えてしまうとは、米国は偉大な国なのですね。
そんな中で、当社にとってはgood newsだったのが、トランプ次期大統領が暗号資産(仮想通貨)を政策の優先事項と位置付ける大統領令を出す予定であると、米メディアが16日報じたことです。
当社も今後、暗号資産と似て非なるものですが、ブロックチェーンを用いたトークンの世界に挑戦してみたいと考えています。もしかすると、日本でもトランプ氏の就任によって、仮想通貨など様々な金融業界の規制緩和が見込まれ、新たなビジネス機会が生まれるかもしれません。
本日のボンドランチ
あからさまに言って、味はしっかり、量は少な目だが非常に美味