2023.09.25社長ブログ

あまり甘く見ないほうが

お彼岸の中日を待ち構えていたように、時々弱い雨の降るぐずつき気味の空模様でしたが、最高気温は前日より急低下して、25℃にも届かず、最低気温も20℃をわずかに超える程度となりました。
「暑さ寒さも彼岸まで」を地で行くように、このまま残暑は消えていくのでしょうか。

しかし、昨日など午前中は、夏雲と秋雲が混ざり合ったような雲行きでしたが、午後は雲の切れ間から青空も見え、そこから射し込む陽光は強く気温は高くなりました。
それでもきっと30℃には及ばず、湿気もあまりなく秋のさわやかな風も吹き始めたようです。
これで一気に秋になるかと言えば、天気予報によればそんなに甘くは見ないほうが、よいようです。
きっと、また夏日がぶり返してやってくるに違いありません。
でも着実に日暮れは早くなりました。
夕方6時半と言えば、夏至の頃は昼同然だったのが、今は薄暮となり、屋外で、ものの識別はできますが、活動するには、光量は十分ではなくなりました。

とんだ不覚にも、小生8月の初旬に会社のアシスト付きママチャリで、親を追いかける小さな子供を避けようとして、急ハンドルを切ったとたんに、ママチャリが急にスピードを上げ、飛び出しバランスを失って、こけたのでした。
それでも、顔を僅かに傷つけ、血は出ましたが、目の下には内出血の青あざを作った程度と思い、その日はそのままに、でも翌日心配になり、近くの整形外科クリニックに行くと、小生の気づかなかった左足脛裏も、ペダルで傷つけていたらしく、言われてみれば痛いのです。
「頭は打たなかったか？」とDr.に言われ、簡単なレントゲンは取ったものの、近くの大学病院の整形を受診して、MRI、CTも大事を取って診てもらったほうが良いとのアドバイスを受け、さっそく予約を入れて受診しました。
幸い、外傷の他に何もないという結果なので、良かったのですが単に転倒しただけでも、その場では大丈夫と思っても、あまり甘く見ないほうが良いかもしれませんね。

甘く見てもよかったのは、デパ地下で店員さんの「今年最後のカットスイカ！」の声につられて買ったスイカでした。　本当に甘かった。

本日も小生のブログにアクセス頂きましてありがとうございます。

先週の各紙（新聞）は、家計の金融資産は株高が押し上げ、今年6月末のそれは、前年同月比4.6％増の2115兆円で、過去最高を更新したと言っています。
株式だけの残高だけで268兆円あるとも伝えています。
でも、本当に家計金融資産が増えた、増えたと喜んでいられるのでしょうか。
日銀は21～22日に開いた金融政策決定会合において、現状維持を出席者の全員一致で決定しました。それに反応して、22日のニューヨーク外国為替市場では1ドル＝148円35～45銭となりました。
よって円安となり、今でも物価上昇率は高止まりしているというのに、更に輸入物価は上昇していくことになります。
ですから家計金融資産が増えたからと言って、実質で見た金融資産の価値は、それほど増えず、前年同月比0.5～0.6％増にとどまると言われています。
円の価値が下がっているのですね。
このまま金融緩和状態を続けると、家計金融資産は国内で増えても、その実質価値はインフレ物価高で、やがてマイナスになってしまうかもしれません。

これは、政府国債の総量が、GDPの2.5倍と他の国とは比較にならないほど出され、その半分以上を日銀が所持し、日銀の負債勘定として日銀券＝紙幣≂円を刷って市中に放出しています。
欧米各国は金利を上昇させることから始まり、今まで放出した資金の回収に回る（回ろうとしている）中、日本だけたった一人、まだ消費者物価指数（当初は2％と言っていましたが、今はそれを越しても）が賃金との関係でよい循環になっていないという理由で、きっと、現状維持を出席者の全員一致で決定したのでしょう。
このようなことをまだこの先き続けていると、今でさえ、世界国債格付けランキング（ソブリン格付け＝ムーディーズ、S＆P,フイッチなどの格付け判断）においては、日本は、な、な、何と25位で、15位の韓国、23位の中国にも抜かれている始末です。
今の日本の経済状況と紙幣の刷りすぎによる円安、それによる輸入物価の高騰が招くプッシュ型インフレ、日本の高齢化による国力の衰退、などなど今後は問題山積ですね。
そんな中で、後送りを何時までもしていると、いずれ、どうにもならなくなってしまうのではないでしょうか。
あまり甘く見ないほうが宣いのでは……

「ボンド社長ウエビナー」の告知です。
~~10月5日（木）19：00～20：00~~
次回のお題『日本の国債格付けはなぜ低い』
当初10月5日を予定しておりましたが、決算等の諸事情により日程を変更させていただきます。
申し訳ございません。日程は決まり次第ご案内させていただきます。

ご参加お待ちしています。　
事前お申し込み、質問は下記URLから

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