2022.07.25社長ブログ

しっぺ返し

戻り梅雨が明けたのでしょうか、昨日などは時々真夏の太陽が、雲に隠れて陰る時もありますが、また直ぐに、子供の頃の夏休みに見たような、少し懐かしい夏空に戻ります。

その強い日差しを受けながらも、休日なので汗だくとなりながら、敢えて2Km程にある、4回目となるコロナワクチン接種会場まで歩きました。到着し歩行を止めればさらに汗が吹き出します。

まさにデトックス、何だか身体中の毒素が汗と一緒に、外に飛び出したようでスッキリです。自動販売機で買った冷たい水のおいしいこと。飲めばさらに汗が吹き出します。少し外の風に吹かれて落ち着いたところでワクチン接種会場へと入ります。中はクーラーの効いた体育館のようでバスケットゴールネットがありました。誘導員の方々はボランティアの人でしょうか、それともアルバイトの人達なのでしょうか。年配者が多く、中には外国人の方もいて、けっこう機敏に案内しています。接種後15分ほど待機してから帰るのですが、外に出ればまた暑く、休日の午下がり、明治通りは車も少なく閑散として、夏雲が遠くまで広がるばかりです。

ここにきて、コロナも進化してきたようで、オミクロンがBA.5に90%以上置き換わり猛威を振るっています。1日の感染者が全国で20万人を超えてきました。

東京だけでも3日連続で3万人を超えました。今迄の累計での感染者は1,120万人以上と、日本人のおおよそ10人に1人は感染者と云った具合です。もう誰がなっても不思議ではありませんね。

さすがにここまで拡大すると致し方なしと徐々に規制も緩め、濃厚接触者の待機期間も大幅に短縮されました。感染対策と経済活動の両立を目指しての方針でしょうが、なかなか難しいところです。でも確かにコロナ疲れはありますね。

WHOは23日(土)に欧米で急拡大している「サル痘」について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言しました。なぜ今、コロナやサル痘などの感染症がほぼ同時期に、世界中を脅かすことになったのでしょうか。

また英国では今迄経験したことのなかった、40℃を越す熱波に襲われています。欧州一帯では山火事も頻発しています。米国でも熱波が多くの地点で観測され山火事も起きているのをTVでよく報じています。感染症の原因はまだ不明ですが、熱波は北極の温暖化による偏西風の蛇行によるものと、ほぼ解明されています。 もしかすると感染症拡大も人類が、自分達のエゴから、都合よく今迄行ってきたことに対する、自然界からのしっぺ返しなのかもしれません。やはり温暖化が原因なのですね。

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

一方、コロナやサル痘などの自然界の脅威である感染症と、人類のエゴで始まったウクライナ戦争などの影響による、世界的インフレ(コロナ禍の下での世界的金融緩和と戦争による物価高騰)が異常な事態となってきました。

勿論、各国共にその異常事態に対処しようと、金利を上げたり、中央銀行の資産圧縮など、あらゆる手段を取り始めました。

しかし、その普通と違っている異常の中でも、特に異状な状態となっているのがどうも日本のようです。

欧米各国中央銀行が利上げに動き、資産圧縮(金融緩和でバラマキ過ぎた資金の回収)に動く中、日銀は利上げもしなければ、金融緩和策続行でまだバラマキ続けるつもりです。

現下の日銀は日本国債の50%以上を所持しています。また、ETFの購入においても異次元緩和によって、数多くの企業の大株主となってしまいました。それはまるで国営企業化するかのような異常さだと思います。

この異状さを早く脱出しないと、これからも各国(特に米国)との金利差が拡大することにより円安はさらに進み(アベノミクスが始まってから70%以上も円安が進んでいます)、日本売りが加速してしまうのではないでしょうか。アジア各国にも遅れを取るような事態となっています。この先日本の国力は衰え、国民が苦しむことになるのではないかと心配です。

長い間、エゴで進めてきた人類の発展の裏返しに、自然のしっぺ返しがあったような気がしてなりません。

自然界も人間界も異常な事態となっていますが、元は人間の方に原因があることは言うまでもないと思います。

本日のボンドランチ 値段の割には、異常に盛沢山な弁当

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