四谷大木戸坂下の交差点近くにY字の路があり、どちらの路を通っても、目的地の期日前投票所となっている四谷地域センターへは同じくらいの道のりで行けます。
一方は最初が下り坂、そしてゆるく登って到着。他の一方は階段で何段か上がり、あとは平坦ですが、途中少しタイミングが悪いと、長く待たされる変則信号があります。地域センターには図書館もあるのでよく通る路なのですが、土曜日の期日前投票最終日の日に行った時は、どちらの道を選ぶかに直前までめずらしく迷いました。
結局、階段のある路を行ったのですが、案の定、変則信号に捕まり、しばらく待たされることになりました。
投票所は、思いの外の長い行列です。以前の選挙ではまばらだったのに、これなら投票率はきっと上がっていると思いました。
まずは東京1区の投票券を受け取り、ここには躊躇なく候補者名が書けましたが、比例と最高裁の裁判官については、比例はバランス感覚を発揮して選びましたが迷いました。裁判官は名前も知らないのでそのまま投票箱に投入です。
石破政権継続か、まさかの政権交代か、それとも連立の枠組みが変わるのか、と思えばいつもより重い一票となりました。
今朝の日経平均株価は約37,757円で寄り付きました。政権の今後を占うようですね。後場あるいは明日以降の株価は判りませんが、民意も株価も必ずしも思い通りとはならず、結果は神の手によりうまい具合に収れんされるようです。
そして、小生らはその状況を受け入れ、次のステージへと改めて努力をする他ないようです。
土曜日の朝などゆっくり眠っていたかったのですが、朝から選挙カーの大音量のスピーカーの音で目覚めさせられました。窓を開ければ小さな選挙カーがゆっくりと外苑西通りを走っています。音量だけはやけに大きかったです。きっと、最終日の午後8時直前頃には、選挙戦打ち上げの大音量の各党首の演説が、JR駅前の広場などで繰り広げられていたことでしょう。
たまたま土曜日は深夜の帰りとなり、近くの公園を通り掛かれば、ポスターの顔が皆さん疲れ切った表情に見えました。
その前日、高層階のレストランで食事をした折、外を見渡せば、大都会が広がっています。その時も、この大都会でも今、選挙戦が行われているのかと思えば、やはり将来の経済政策に期待できる人を、また党を、選ぼうと思いました。
そして、自公民が半数割れとなった選挙結果が出た以上、連立政権の枠組みを模索して、バランスのよい政権を作ってもらいたいものです。日本国の成長戦略を民意で選ばれた、その政権に期待する他ありません。現状の日本の行方は難しい舵取りにならざるを得ませんが、頑張って頂きたいと思います。
本日も小生のブログにアクセス頂きましてありがとうございます。
26日(土)の日経新聞記事によれば、「衆院選挙後の株価の急変動警戒」とありました。特にこれはオプション取引(将来の決められた期日に、決められた価格で、対象商品の「買う権利や売る権利」を売買するもの)に対する警戒ですが、株式全般にも言えることだと思います。この衆院選はどちらにしても、投資家の不安心理を反映し注目すべき選挙だと言っています。
小生は投票率に着目しました。例えば台湾などでは若者も選挙に関心が高く、国のおかれた事情もありますが、前総統選では70%超であるのに対し、前回の日本の衆院選のそれは55.93%でした。
韓国の大統領選は77.1%でした。そして日本の今回の衆院選のそれは54.84%です。
また2024年の国別国民一人当たりの名目GDPは、香港は以前から日本より上位でしたが、今や韓国が35位、台湾が34位、日本は38位です。両国とも労働人口は日本より少ないのに、一人当たりのGDPが高いのです。
どうも投票率と一人当たりのGDPは関係あるのではないでしょうか。日本では若者が、特に20代の投票率が低く、60代70代が上位です。
若年層は選挙に興味がないようで、日本をシルバー民主主義国家と呼ぶ人もいます。
この辺で日本も覚醒しないと、アジアでも遅れを取ることになります。先日銀座に出かけても、中国や東南アジアからの人達で溢れていました。また不動産においても、円安で、国内需要より、外国人からの買い注文が多く現れて、東京などの相場の高値を支えています。
このままの状態を続けるのか、国力を増強する真の改革を行うか、どちらの道を選ぶか、この辺がどうも日本の岐路のようです。
まだ開票は続いています。でも大勢は判明しましたので、今回の選挙の当選議員の中に本当に日本の様々な危機を、憂いている人がどれほどおられるか、期待しながら休むことにしました。
本日のボンドランチ
結局、ご飯大盛のみちを選びました。