もう今年も残り20日となりました。この頃になると会う人誰もが年、月など時の過ぎゆく速さを挨拶代わりに口に出すようになります。
22日は太陽が低く最も南に寄る冬至です。
まだ冬至には10日ほど前であっても、しかも昼時でも、自分の影法師は長く伸びて、子供の頃に読んだあの「あしながおじさん」をふっと懐かしく思い出します。
今月に入ってからは小生、ずっと忙しく動き回っていましたし、今日からは年末に向けては超多忙になるのを前に、昨日の日曜日など、町は忙中閑の態で、車の往来などもあまりなく、街路に落葉が風もないためか、静かに日向ぼっこをしているようでした。
帰宅途中のミニコンビニの店頭にはお正月飾りが並べられていて、そこだけお正月気分をつくり出しています。自宅に戻れば、間が良く郵便物が届き、開封すれば、来年1月6日公演の「壽初春大歌舞伎」のご招待券が入っていました。
新春の前倒しと云った気分ですね。
もう少しで、ゆく年くる年のバトンゾーンに入るのかもしれません。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
来年4月8日に任期満了となる、日銀の黒田東彦総裁の後任選びが、最終局面に入っていると云われています。最大の焦点は、黒田バズーカで有名な2013年から続くアベノミクスの柱の一つである、異次元緩和を軌道修正するかどうかと云うことです。
現在、最有力候補に挙がっているのは日銀の副総裁である雨宮正佳氏です。続くのが中曽 宏元副総裁となります。
はて、さて、日銀の財務状況が非常に良くない今、出口が見えない中、それを良く知る雨宮正佳さんは総裁を引き受けるのだろうか。中曽さんもまた然りです。
一体誰が日銀の総裁になるかは別にしても、既にバトンゾーンに入っていますので、その行方には興味津々と云ったところです。
また、一方、米国と日本の金利差も開き、円安方向のトレンドは、一時的に少しぐらい円が強くなって戻したからと云って、変わらないと思っています。そこへもってきて日本の貿易赤字は年間20兆円規模にまで拡大しています。また経常収支(貿易収支を含む)も10月になって、最終641億円の赤字となったことが発表されました。ますます円安方向に向くのだろうと考えています。
一昔前の米国の双子の赤字に似てきましたね。
そこにもってきて、米国はもとより、ユーロ圏の各国中央銀行もQT(金融引き締め)に傾き、日銀だけが孤立した存在でQE(金融緩和)を続けています。
いよいよ日本も次のステージに替わるバトンゾーンにさし掛かったようですが、どうなりますか心配しています。
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