2023.05.22社長ブログ

三社祭とサミットが終われば

毎年そうなのですが、ワクワクした5月の連休も終わり、日常の仕事に復帰し、気持も仕事モードに慣れてくる頃になると、またソワソワしだします。
今月初旬から、梅雨の走りかと思わせる天候も、先週末の土曜日にはようやく上がり、昨日などは、雲の切れ目から差し込む日射しは、すでに初夏を過ぎて真夏の訪れを告げるものでした。

ソワソワの原因はコロナの影響で縮小されていた三社祭りが大規模に4年ぶりに再開されるからです。
また、元のように広域にわたる町内の人々や観光客（インバウンドも入って）とお店が混じり合い一体となって、独特の熱気のるつぼと化すかと思えば、生まれ育った浅草人としては、ソワソワしてくるのです。

昨日は昼食もままならず、浅草へ来てみれば、三社祭も最終日で、三基ある本社みこし巡行が行われている、その真っ最中でした。みこしの頭に乗るぎぼしの形から、三の宮でしょうか「ソイヤ！　ソイヤ！」と手を斜めに上げて威勢をつけます。ドンブリ、パッチ、ねじり鉢巻きにわらじがけという、カッコイイ姐さんの姿もあります。馬に乗った神官が後に続きます。

町内渡御ですから、自分の町会から隣りの町会に渡御させるときは一つの見ものです。勇み立って先へみこしを引き取りに行きたい連中を、止めている町内の若衆が少しえらそうに見えるのも面白い光景です。
また、それぞれの町会には、町内会みこしを待っていて、雷門町会あたりは観客も多く、一日中人だかりが絶えません。次から次へと担ぎ手が替わり、肩替わりをして繋いでいきます。

小生はそこまではいなかったのですが、朝の宮出しも圧巻ですが、夜の宮入りもそれ以上にカッコイイのです。町内の名の入った高張り提灯があちこちに灯が入り揺れる中、なかなか宮入りをさせたくない連中は、みこしを行きつ戻りつさせますが、そのうち高張り提灯も集まってきて、頭連中の「木遣り」唄が始まると、徐々に静かな宮入りとなります。
この辺が最高潮で、ゾクゾクするような場面です。宮入りが終わると祭り気分も次第に冷めて、なんとなく寂しい気分になっていきます。
まして、もし雨など降り出せば、寂しさは一層募ります。

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

さて、昨日は三社祭も最終日でしたが、広島サミットも最終日でした。
サミットでは世界経済、地域情勢、地球規模で異変を起こしている気候や脱炭素社会などなど、国際社会における重要な課題について話し合われました。
しかし、なによりサプライズになったのが、ゼレンスキー大統領の出席です。

昨日11時前から1時間程「ウクライナ情勢」をテーマにしたセッションが行われて、ロシアへの制裁とウクライナ支援を継続することを、ゼレンスキー大統領に直接伝えた模様です。
また、正午から、招待国の中でも重要な位置にいるインドなどの首脳らと、「平和と安全」をテーマにセッションが行われたと報道されています。
インドのモディ首相がどのような反応を示したか興味津々ですね。
本当に、5月に入ってからの岸田首相は八面六臂の大活躍、ご苦労さまでした。
今日など、さぞお疲れのことと思います。是非一息入れて下さい。サミットが終われば、祭りの後のように、いつもの日常に戻り、大へんな日々が待っています。

19日(金)の日経平均株価は30,808円とバブル経済崩壊後の高値を更新し、33年ぶりの高水準となりました。
また、NTT株が1986年に民営化によって一般に売り出され、国民株と言われて上場10日で2倍の1株あたり240万円をつけましたが、その直後のバブル崩壊で塩漬けになった人も多いと思います。
そのNTT株が若者狙い（2024年からのNISA制度を考慮して）の、株式を25分割して1万6,000円から投資可能とするそうです。
また「国民株」復活を狙っているのでしょうか。
そして前回も書きましたマンション価格の異状な高騰です。
米国（他、世界中）が先行きの経済にインフレ不安がある中、資産バブルが更に膨らむことは通常であればないことと思います。
なんだか以前のバブル時同様3拍子も4拍子も揃ってきたような気がします。ここでもし米国がインフレ退治に失敗するようなことになれば、不景気となり、日本は資産バブル崩壊となるような気もするのですが、心配し過ぎですかね。

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