2024.07.22社長ブログ

不明瞭

となれば、先々週のこととなりますが福岡出張につづくように、10日(水)には、梅雨明けやらぬ東京を出発して、こちらも早朝の上越新幹線で新潟方面への日帰り出張です。
大雨だったらどうしようと思いつつも、天気予報によれば、新潟地方も梅雨の最中ではありますが、雨はパラパラ程度とのことで、折りたたみ傘を持っての決行です。

まずは、長岡で一旦降車して、駅前のレンタカーを借りて、柏崎に向かいます。駅前には有名な長岡花火大会の二尺玉、三尺玉の打揚げ用の筒が展示されていました。
空はいく分明るいのですが、車を借りて走り出す頃には、間断的に作動するワイパーは必要になってきました。それが目的地柏崎の石地浜への山越えをするあたりから、ワイパーも効果がないような大粒の雨が降り出し、到着したころには、車を降りるのも躊躇するような、車の屋根を叩きつける大雨となっていました。

地元不動産業者の方との仕事の打合せも、当該地の背丈ほどに伸びた雑草刈りを依頼する柏崎市シルバーセンターの方々との打合せも、その日が丁度海開きでしたが、この雨で海水浴客は誰一人いないのを良いことに、シルバーセンター管理の海水浴客監視小屋の中で1時間程行われました。
打合せが終了し、昼時だったので業者の案内で、海岸沿いにある海鮮丼では地元でも有名な、「夕日食堂」に案内され窓際の席に座り、その海鮮丼を楽しみました。食事が済んで表へ出れば岸壁の向こうには薄グレーから鉛色までグラデュエーションのかかった空の色です。その下には空の色を写した日本海が広がっています。
遮るものは何もないので夕日は、さぞかしきれいだろうと想像されます。

再び、西山町を山越えして長岡に戻り、そこから新幹線で新潟までやく30分程の旅です。車窓からは梅雨空をかえって嬉しがっているような、きっとコシヒカリの田んぼでしょうか、長々と続き新潟に到着です。

そこから阿賀野市の瓢湖の近くにある物件までは新潟の業者の車で案内して頂きました。とても小生らだけではナビがあっても行きつける場所ではなかったでしょう。
その道中は山にかかる雲に風情を感じながら走るのですが、まだ、雨は降っていませんでした。しかし、帰り道、瓢湖あたりまで来ると、雨が再び降り出します。

新潟駅まで業者の方に送ってもらって、東京行きの新幹線には、タイミングよく間に合うのですが、敢えて1本遅らせて、新潟駅隣接のモール内で、十日町小嶋屋ふのりをつなぎに使った、喉ごし抜群のへぎそばを堪能して、東京までの新幹線はグッスリです。

本日も小生のブログにアクセス頂きましてありがとうございます。

先週にかけての3連休は天気がぐずつき、東京も時折、ザっと雨は降るのですが、幸いにも夜中のことが多く、いくらか気温も下がり、体力の充電にはかえってよかったです。
しかしそれから梅雨前線は再び北上してきて、太平洋高気圧とオホーツク海高気圧の境目が不明瞭となり、一体化してその中に梅雨前線も北上しながら消えてしまい、18日(木)には関東・甲信越地方も中国地方より先に、梅雨明け宣言が出され、ついに猛暑・酷暑の本格的な夏の到来です。
今年は7月に入って晴れて、梅雨明けかと思ったのですが、梅雨前線が北上、南下を繰り返し、梅雨明けが2度あったのかと思う不明瞭な天候でした。

不明瞭と言えば、梅雨明け前の天候と同様に、日・米両国の株価も為替も不明瞭と言えば、そうとも言えます。
11日(木)東京株式市場では日経平均が3日続伸して一時4万2,000円の節目を超えました。7月の9営業日で2,800円高とピッチを急に上げています。
かと思うと、翌12日(金)にはドル安が進行し、円相場が急上昇したことで、一時、157円40銭前後まで4円超も円が上昇する(政府・日銀の為替介入か?)と、株価は大幅反落で、下げ幅は一時1,000円を超えました。株価と為替の関係も不明瞭です。

すると、その翌日の13日(土)はNY株が約2ヶ月ぶりに4万ドルを回復したのです。理由はFRBの9月に利下げを始めるとの観測からだそうです。勿論インフレ圧力が和らいだこともあるらしいのです。
そして16日の米株式市場では更に続伸して4万0954ドルとなり、最高値の更新です。理由はやはり利下げ期待で「9月利下げ」を100%市場は折り込んだとしています。
翌18日(木)の東京市場は前日終値より900円超下落しました。
外国為替市場は、米国の利下げ観測に加えて、日銀が追加利上げに動くとの見方が強まり、円買い、ドル売りが加速して一時、約1ヶ月ぶりに1ドル155円となりました。米国と日本の金利差が円安の原因とよく言われますが、それも不明瞭ですね。
そして19日(金)の東京市場は株価続落で、一時300円超下げ、4万円を割り込んでしまいました。いろいろ理由はあるものの、何か一つの理由で収まるものでもなく、現在の日本のインフレ率や株価の上昇に加えて、不動産価格の高騰を見れば、金融緩和政策を継続できる状態ではなさそうです。
かと言って、これまでの政策を急に止める訳にもいかないという、日本の経済は実に不明瞭な状態にあるのだと思います。

          本日のボンドランチ
            ヘギ蕎麦

友達にシェア

  • facebookでシェア
  • twitterでシェア
  • LINEでシェア
  • はてなでシェア
  • ピンタレストでシェア