先週末には、日本各地で一年の最低気温が記録されるという、大寒に入り2月3日の節分までの15日間を大寒期と言うそうです。
今年も今週から記録的に強い寒波がやってくると天気予報は言っています。
もしかすると、今日は東京でも雪になるかもと言われていましたが、ただ冷たい霧雨が降り出しました。
大寒入りした明け方に洗面の後、寝室の南に向いている窓を開けると、冷気が一気に入って来て、すっかり目覚めさせられました。とたんに朝ぼらけの青空にかかる、有り明けの刃物のように鋭く細い月が、目に飛び込んできました。
身支度をして再び空を見上げても、見えるのは青空だけで、先ほどの月は影も形もありません。まるで手品のような一瞬の出来事のように思えました。
昼頃、お隣りの「まいばすけっと」にお弁当を買いに行く、ほんの20メートルほどの間にある舗道の街路樹、モクレンは大寒期に備えてでしょうか、羽毛に包まれたような装いで芽吹きに備えています。
見れば次の日曜日29日は新宿シティハーフマラソンで、通りは通行止めとなるとのサインボードが電柱に取り付けられているのが目に入りました。
近くのビルの植栽でも同じように、名も知らぬ木が芽吹きに備えていました。
以前であれば、よく小生も夜の街に出かけたものですが、コロナ禍となって以来、週末の夜にさえ、あまり出歩かず夕食後はゆっくりと新聞を読む楽しみを覚えました。
ただ、新聞の一面を見ただけでも、今の世相が凝縮されていることがわかります。
まずは、今春にもコロナが5類(インフルエンザと同じ)に移り、公費負担が縮小され、マスク着用も見直されるようです。つづいて、消費物価4.0%上昇(昨年12月、42年振り)でエネ・食品値上げが続くと、取り上げています。
年金も3年ぶりの増額(来年度1.9~2.2%、実質は目減り)とあります。
外国の記事もあります。FRB(米連邦準備理事会)、早期利上げ否定とあり、ネットフリックス創業共同CEO退任のニュースもありました。
美味しい夕食をいただき、暖かい部屋の中で、落ち着いて紅茶を飲みながら、世界の出来事が手に取るように分かる新聞は、スマホニュースやTVニュースとは一味違って、読み返しができ妙に安心感を小生にあたえてくれるのです。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
新型コロナウイルスが季節性インフルエンザと同じ「5類」に感染法上の取り扱いを変えるのは、平時の日本を取り戻していくためと、政府は言っています。
公費も相当使っていて、いつまでも支出するわけにもいかないのでしょう。新規感染者数も減少傾向にあるとは言え、死者数は過去最多となっているので、小生は分類されてもたぶんマスクは、直ぐにははずさないでしょう。
年金は、年金額の伸びを抑える「マクロ経済スライド制」が3年振りに発動され、22年の物価高を反映しているのですが、増加率は0.6%目減りしています。消費者物価指数(CPI)は増々上昇していくと言うのに、年金生活者は預貯金金利も低い中、ますます困窮するのが予想されます。昨年12月のCPIは前年比で4.0%上昇したとのことです。
1981年第2次石油ショック以来、42年ぶりの上昇となりました。
物価上昇はそのままインフレに直結しています。
ここではエネ・食品などがコストプッシュの物価上昇となっています。その上昇価格を商品やサービスに添加して、企業やお店の利益となり、賃金の上昇につなげられれば、良いインフレ環境となりますが、これができなければ悪いインフレとなって、スタグフレーションを引き起こすかもしれません。
尚、今の日銀の緩和維持策がこのまま続けば、もしかするとハイパーインフレになってしまうかもしれません。その時黒田さんは退任され、日銀にはもうおりません。どちらにしても、なにかあっても大丈夫なように、備えだけはしておいた方がよさそうですね。
これから始まる春闘が一つの山場となりそうです。
ここで告知です。
今週の木曜日26日 19:00~20:00
「インフレ」についての「ボンド社長のウェビナー」を行います。
事前申し込み、あるいは質問を下記URLからお願いします。
尚、当日は直接ウェビナーに参加頂けるURLも、申し込みURLの下に表示しますので是非ご参加下さい。
https://form.k3r.jp/mn_ma/presidentonlineseminar0126
直接ウェビナーに参加する場合はこちら
https://us02web.zoom.us/j/85852471748?pwd=OEdEMENaTVJVYWxwMTB3YjJ4Z3JFdz09
ミーティングID: 858 5247 1748
パスコード: 400908
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