2023.02.06社長ブログ

分ける

冬と春を分ける3日の節分には、前日の夜もふけてから隣りの‟まいばすけっと”に買いに行った、‟鬼打豆“と‟恵方巻”とで例年の如く、豆撒きをしました。
会社内と自宅で‟鬼は外”とは言わず‟福は内”とだけ言って豆を撒き回ります。
ですから内には福と鬼とが、混在していることになります。
その後、南南東（恵方）を向いて五目恵方巻を一本ほおばり、無口で一気に食べ終えるのですが、これがかなりの芸当となります。

そして立春の朝は陽光うららかとはとても言い難い、曇天の寒い朝となりました。前日の豆を拾いに出社して、片付け終わってから、その足で、運転免許更新が迫っていることから視力検査が心配となり、新宿駅近くのいつものメガネ店へ行きました。
店内に入って、まずはメガネの洗浄と調整をしてもらっていて、ふっと気付いたのですが、メガネ店だけあって店員さん皆が、メガネをかけているのです。
視力検査機による検査では「Ｃ」と「け、り、て、つ」の記号と文字の組合せで見える、見えないの限界を分けるのですが、その分かれ目の判断が難く、何度もトライしました。
結果は、2年前に計測していただいたときと、ほぼ変わらず、運転試験場での視力検査にはなにも心配いらないようです。

店を出て、ふっと空を見上げれば、曇天は一気に晴天へと変わって、そこには天空高く、昼の月が東北東の空にいくらか薄ぼんやりと浮かんでいます。
もしかすると米上空に現れた中国の偵察気球もこんな風情だったかもしれません。
現地では、天空に昼の月が2つあるのかと、見紛う人たちもいたのではないでしょうか。
米国の主権侵害をしている中国の気球であると報道がされたのは、米本土の上空を数日間飛行してからのことです。地上で見ていた人も天空に浮かぶ物体を、何なのか見分けることは難しかったのではないでしょうか。
その後大西洋上空で米軍機が撃墜したと報道されました。
米中関係は大丈夫でしょうか？

世の中、政治にしろ、経済にしろ、どのようになりゆきが変化するのか、分からないことが増えてきたように思います。ウクライナ情勢しかり、米中関係しかり、インフレも、景気の行方もどう転ぶかわかりませんね。

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

先週末まで、新聞は連日のように、昨年の10～12月米ビックテック企業の業績を大幅減収減益と伝えていました。例えば2月3日（金）日経夕刊一面はアップル10～12月約4年ぶりに減収減益、アマゾン営業益（クラウド減速で）21％減、アルファベット純利益34％減などなどです。また人員の大幅削減も伝えられていました。

それが2月1日、米連邦公開市場委員会（FOMC）が0.25％の利上げと、小幅だったことから、利上げの到達点が近づいたと判断され始めたのか、急に米ビッグテック株も上昇をしてきました。
株価も金利によって上下に分けられるようです。
それも20～60％という鋭い戻りです。またIMFの世界経済見通しも悪くはなく、投資家にはプラスに働いているようです。でもこれが一時的なのか持続可能なのかはまだ見分けは難しいと思います。
やはり、金利によって株価は分けられるのですね。

また、日本経済の行方を分ける、4月に任期満了を迎える日銀の黒田総裁の後任人事にも、注目が集まっています。
日銀出身者がなるのか、財務省出身者がなるのかで、為替市場は分かれるようです。
しかし、下馬評では、黒田さんのように、財務省出身者が就任すれば円安・ドル高となり、もし日銀出身者（雨宮正佳氏、中曽宏氏など）であれば円高・ドル安が進むだろうと言われています。
日銀総裁は政府が衆参両議院に人事案を提示し、国会での同意を得て決まる「国会同意人事」なので、どうなりますでしょうか。日本の経済の今後を分ける注目人事です。

次回「ボンド社長のウェビナー」の告知です。
来たる2月9日（木）19：00～20：00
「これからの金利はどうなる」で皆さまとお話したいと思います
事前お申し込み、質問を下記URLよりお願いします。
当日は、その下に参加URLも貼ります。

https://form.k3r.jp/mn_ma/presidentonlineseminar0209

直接ウェビナーに参加する場合はこちら

https://us02web.zoom.us/j/81885643448?pwd=eEFWVmR6aXk2VnJ1VFNTY3E1bzNIZz09

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