2025.01.14社員ブログ

商人の道・・・・

 本日もアイボンドブログをご覧いただきまして誠に有り難うございます。

 昨日は成人の日。国民の祝日に関する法律によれば、「おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。」とされています。皆様の身近にも、18歳を迎えたばかりの、あるいは、間もなく18歳を迎える成人がいらっしゃるに違いありません。

 総務省では、新年を迎えるに当たり、今年1月1日現在における巳年生まれの人口、新成人の人口を推計しました。巳年生まれの人口は1002万人で、総人口1億2359万人(男性6012万人、女性6346万人)に占める割合は8.1%となっています。男女別にみると、男性は485万人、女性は516万人で、女性が男性より31万人多くなりました。巳年生まれの人口を出生年別にみると、1965年生まれ(今年60歳になる人)が174万人と最も多く、次いで1977年生まれ(同48歳になる人)が172万人、1953年生まれ(同72歳になる人)が154万人などとなっています。最も若い2013年生まれ(同12歳になる人)は103万人で、最も多い1965年生まれよりも71万人少なくなりました。

 昨年、新たに成人に達した人口(今年1月1日現在18歳の人口)は109万人で、前年と比べると3万人の増加です。男女別にみると、男性56万人、女性53万人となっています。新成人人口について、この推計を開始した1968年からの推移をみると、第1次ベビーブーム(1947~1949年生まれ)世代の1949年生まれの人が成人に達した1970年が246万人(総人口に占める割合は2.40%)で最も多くなった後、減少に転じ、1978年には152万人となりました。その後、第2次ベビーブーム(1971~1974年生まれ)世代の人が成人に達したときに200万人台(最多は1994年の207万人)となった後、1995年に再び減少に転じて以降は減少傾向を続けています。今年の新成人人口は109万人、総人口に占める割合は0.88%で、前年と比べて3万人増加、0.02ポイント上昇となりました。なお、新成人人口は、2022年までは20歳、2023年は18~20歳、2024年以降は18歳を対象としています。

 次のお話も「新」に関連するものになりますが、こちらは新成人ではなく、新社名です。セブン&アイ・ホールディングスは、5月の定時株主総会で社名を7-Eleven Corporation(仮)に変更する予定です。イトーヨーカ堂などがおこなう非コンビニ事業を分離し、国内外のコンビニ事業に特化して企業価値を高めていきます。

 セブンイレブンもヨーカ堂も、創業者は一昨年3月に98歳で亡くなった伊藤雅俊氏です。その伊藤氏の執務室には「商人の道」と題する額が掲げられ、そこには、「商人は何処からでも養分を吸いあげられる浮草でなければならぬ」、「商人は不安定こそ利潤の源泉として喜ばねばならぬ」、「商人は冒険を望まねばならぬ」、「先祖伝来の土地などという商人は一刻も早く算盤を捨てて鍬を取るべきである」、などとつづられていました。既存事業に固執せず、新たな商売の種をいつも探し、果敢に挑戦すべきであるということでしょうか。コンビニ事業を日本でいち早く本格展開したのは、商人の道そのものといえます。半世紀前にセブンイレブンの1号店が開店した当時はスーパー全盛の時代で、商店街のある日本でコンビニなど成功するはずがないと、業界関係者からは疑問視されていました。

 さて、新成人の皆様が新たな事業に果敢に挑戦し、日本がよりよい方向へと導かれていくことを期待せずにはいられませんが、弊社でも現在、不動産セキュリティトークンという新たな分野へ進出すべく、入念な準備をすすめているところです。今年もどうぞ、弊社にご注目下さい。

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