2023.04.24社長ブログ

基本となるのは

先週末の金曜日のことです。夕方の6時過ぎと云ってもまだ明るく、日暮れと云うには少し早いと云った新宿の街を歩いて、会食のため待ち合わせ場所に向かうと、もうすぐに始まるゴールデンウィークを前に、人の行き来にはどことなくザワついた感じがあります。もしかすると、ザワついているのはGWを待ち遠しいと思う私の気持がそうさせるのかもしれません。

会食会は話が弾んで、ラストオーダーの後も長居をしていて、店の人の催促でラストのお客として店を出ました。
そんなわけで翌土曜日は睡眠も十分に、新聞を丁寧に読んだり読書をしたり、と静かに過ごし、行く予定であった区会議員選挙にも気が進まず、いつもの期日前投票はパスしてしまいました。

そのしわ寄せが昨日の日曜日に集中して、朝から予定外の来客、そして11時からのアイスランド協会33周年記念イベント（小生、協会の理事）、場所を変えてのビジネスミーティング、そして選挙に行き、帰ってみれば一昨日と同じ夕方の6時過ぎ、一服してからブログを書き始めたのです。

アイスランド協会のイベントは東京ドームホテルで行われたのですが、それにしても外国人の観光客の皆さんがこちらにもあふれていました。
記念イベントが始まると、最初はアイスランド協会の親善大使テルマさんの流暢な日本語でスマホ原稿をチラッと見ながらのスピーチです。日本とアイスランドの習慣や文化を取り入れた、それは素晴らしいものでした。
感銘を受けたのは、小生も一度アイスランドには行って知っているのですが、切り立つ断崖や、滝壺を臨む絶壁の展望台などには柵などは一切なく、子供でも危険度合を自分で判断するのが基本だそうです。子供の頃から自己責任が問われるようです。

続いてのゲスト出演はインタビュー形式で映画字幕翻訳者、戸田奈津子さんでした。
実に裏話が面白かったです。1本の映画は平均1,500ワード～1,800ワードで構成され、スクリーンには1秒間3ワード、1場面は多くとも13ワードで2行までと限定があり、いかに意訳を上手にするか、即ち、英語、フランス語etc.などの外国語よりも、基本となるのは日本語をよく理解・勉強することだと言っていました。基本となる日本語ができていないと翻訳の仕事は難しいことが分かりました。
なかでも難しいのがジョークのよく出てくる喜劇だそうで、ワンクッションあってのジョークが成り立つので、その辺をどう翻訳するのかが苦労するところと言われていました。

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

米欧銀行の経営危機と景気不安を機に、世界各国の財務基盤が弱い企業の資金調達が、いよいよこれから難しくなってきそうです。
この情報は日本も同様で、4月11日より、みずほ銀行などが決定する長期プライムレート（優良企業向けの長期貸出しに適用する最優遇金利）が年率1.4％に引き上げられることになり、ニュースリリースされました。
いよいよ日本でも金利引上げの前兆が現れ始めたようです。小生が考えていたよりかなり早目です。金利引上げは世界各国の中央銀行がコロナ禍による金融緩和から、インフレ退治のため金利引上げへと舵を切り始めたのが最初です。
それがようやく日本にもやって来たと言ったところですか。
米国ではシリコンバレー銀行に始まり、いくつかの銀行が破綻しました。そこでFRBは少し手綱を緩めると、またインフレが頭をもたげます。金融緩和時代に増えた低収益企業はこれから試練を迎えることになるのでしょう。

米国では、資金調達環境の悪化は低収益企業を直撃しているそうです。
利払い、税引き前利益で金利負担分を稼げない会社と言われる、ゾンビ企業は米上場の時価総額上位3000社の36％を占めていると言われています。

世界の中央銀行による急速な利上げや銀行不安、景気後退懸念の高まりは資金の出し手を委縮させます。金融機関の連鎖破綻は、食い止められたかもしれないですが、銀行不安や景気後退はこれからが本番かもしれません。
日本も他人事ではありません。いつ振りかかってくるかもしれないのです。
そもそも金利が0とかマイナスといったところに違和感がありましたが、基本となるのは金銭の貸借にある程度の金利がつくのが正常なのでしょう。
備えなければなりませんね。
この続きは今週27日（木）のウェビナーで……

トピック: i-Bond社長ウェビナー『これからの景気はどうなる』｜2023年4月27日（木）19時開始！（株式会社マリオン）
時間: 2023年4月27日 07:00 PM 大阪、札幌、東京

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https://us02web.zoom.us/j/82877099483?pwd=bjZVMVVRNzdDVUQ3cTREdHFiemdDQT09

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