ここ何年間というものは、6月に入ると、9月の中頃まで、起床してから朝にする仕事が一つ増えます。でもこの仕事けっこう楽しみにしているのです。

5月末に種を蒔いたヒマワリの朝夕の水遣りです。蒔いてから一週間ほどで、今は苗床で真っ直ぐに空に向かい、成長を競っているようです。

またこの時季は天候が急に変調するときでもあります。先週の3日（金）などは昼頃ランチをしに出かけた時は、額にあたる陽射しも強く、晴れていたのに、30～40分もしないで帰り際には、大粒の雨が急に降り出すし、雷の閃光がまるで腕の静脈のように伸びると、少しの間をおいて、ガリガリ、バリバリドーンと大きな音がします。

そんな中、待てばいいのにオフィスまでは近いから、と小走りすれば濡れ鼠になり、濡れ衣の気持ち悪さを覚えます。さっぱりと着替えて、オフィスの入口まで出て見れば、雨はだいぶ小降りとなっていて、当社のボンド旗を洗濯してくれています。

また、舗道を往来する人は早くも傘は準備できたようです。夜のニュースでは、場所によってゴルフボールの大きさの雹も降って、農作物や人的被害も出たという猛烈さだったそうです。

正に晴天の霹靂とはこのようなことを言うのだろうと思いました。

街を歩けばこの季節は色鮮やかな花が目につきます。でも晴れていても爽やか感はなく、湿気が多いようで、さらに梅雨っぽくなってきたようです。

公園の脇にも参院選のポスターボードが出されました。いよいよ雨の季節の決戦が6月22日公示の7月10日投開票と決定されたようです。

どのような結果になるのでしょうか？　傘をさしながらズブ濡れになって街頭演説をする候補者の姿がイメージされますが、正にデジタル時代、もっとスマートな選挙戦になるのだろうとは思っています。結果は青天の霹靂となるのでしょうか？

帰宅してベランダに出てみれば、ヒマワリの葉と茎は皆太陽の沈み行く方向に幾分なびいているようにも見えます。ヒマワリはどうも葉や茎も太陽に向かってツイストするようです。

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

いよいよ日本が本格的な梅雨の季節を迎える時と重なり、米国の金融引き締め（利上げとFRBの資産縮小）などを背景に世界のマネーも変調してきているようです。世界では金融政策としては、珍しい存在である日本は、まだ金融緩和に走っていることから、更に円安は進みそうです。

「ミスター円」こと元大蔵省財務官であった榊原英資氏は、年内1ドル140円も有るだろうとし、政府は外貨準備高を減少させることにも慎重なので、介入はしないであろうとまで言っています。

となりますと、円安により、外貨ベースで考えれば、日本の不動産などの資産価格には割安感があります。

よって、ウクライナ危機による地政学的リスクが欧州などに比較して低いとの見方から、海外勢の日本への不動産投資は、更に増加するのではないかと考えられます。でも地震などの地質学的リスクも当然ありますので、そう長く滞留はしないのではないかとも考えられます。

一方、世界の暗号資産（仮想通貨など）の価値が極端に減少しています。5月27日現在で世界全体の暗号資産時価総額は1,2兆ドルと、昨年末から46％も減少し、ついに1兆ドル分が消失したことになります。

暗号資産（ビットコイン等）は当初、株式などとは値動きが連動しないと言われていたのですが、現実には株式と同時に下落してしまいました。

これで、仮想通貨は株式と同様のリスク資産の一種、とレッテルを貼られてしまったようなものですね。

投資と言うのは普通、マーケットにおける価格変動を追いかけ、資金を投下して、その増加を期待し、かつ狙うものです。原価の株式投資は只管、株価などの価格を追いかけるだけで、結局は値ざや稼ぎのディーリングと何等変わらないと思います。それもITを駆使して、1秒間に1,000回もの高速売買が行われています。

いわんや仮想通貨の世界においてをやで、DAO（ダオ）と呼ばれるコンピュータープログラムが仮想通貨の自動売買を繰り返すうちに、米国の利上げなどで相場の変調を感知し、一斉に「売り」と判断したのです。これにより、あわてたヘッジファンドの売りも巻き込んで、1兆ドルも消失してしまったのです。暗号資産も株投資も無機質に自動的に判断するプログラミングは変調には大きなリスクとなるのかもしれませんね。

本日のボンドランチ

雲行きがあやしくなったのも

知らずに食べていたランチ