2025.01.06社長ブログ

新年おめでとうございます。
    今年もブログのご愛読宜しくお願い致します。

年末27日の仕事納めの翌日から、昨日までと年末年始休暇は、9日連続となりました。
クリスマス頃には、少し長目の休暇が始まったら、「ゆっくり休めるぞ、あれもしよう、これもできる」と欲張ってはみたものの、ゆっくりと朝寝坊は叶いましたが、なんだかんだと気忙しく、お正月準備を手伝っているうちに、早くも大晦日となっていました。

大晦日はせめてゆっくりとTVと思っても、昔の年末ほど面白い番組もなく、紅白も知らない歌手やグループのダンス&ソングで、ついリモコンで他の番組へ渡って行くのです。またそこも旅かグルメか芸能人忘年会で、再び紅白へと渡りを繰り返すうちにTVから離れ、早目に開けてしまった「おせち」を、薄目のハイボールで楽しみながら、普段読みたくても読めずに、積読になっていた本を開けば3ページとは進まずに、居眠りの出る始末です。

NHKの年越しライブを長い時間観ていたこともあってか、昼近くまで寝ていました。ですから初日の出も拝めず、部屋でゆっくりとしてから昼下がりの街に出てみれば、まだ暮れのうちは街の往き来も結構あったのですが、さすが元旦となりますと、神社仏閣は別として、街は人も車もまばらです。
午後2時過ぎの太陽はやや西に傾き、薄雲を透しての陽光は眩しく、少し大きく見える元旦の太陽も見慣れている街の風景も、どこか新鮮に感じられるから不思議です。

さあ、今日から充分に身体も充電したところで、仕事は去年の続きを継続することになるのですが、元旦の太陽や風景のように、新鮮な気持ちで取り組みたいと思います。

実は3が日は混雑すると思い、4日に都内なのに故郷とも言うべき浅草の浅草寺(観音さま)に行ったのですが、まだまだ参拝する人が多くインバウンドの方々も混じって、警備も厳重で仲見世は一方通行となっていました。
とても本堂までに行くのには時間がかかると思い、勝手知ったる裏路を通って本堂脇の浅草神社に出て、観音様を横から遥拝して隣の浅草神社を参拝し、当社の目指す「夢」を誓い、20代までは祭り衣装の半纏をまとって、担ぎ手となっていた三社神輿を礼拝して、いい気分になって久し振りの浅草を堪能しました。

例え夢は遠くにあっても、一歩一歩なら進めるはずと、夢に向かって進もうと思います。
とは言っても会社ですからチームプレーです。小生一人では出来ません。仲間と一緒に、できれば同じ夢に向かって、そこに到達して、よかったよかったと言う仲間の笑顔を観てみたいと思っています。
ですから恒例となった清水寺で年末に行われる今年の漢字一文字に倣って、当社は今年一年の合言葉として、お正月に恒例となりました漢字一文字を「追」としました。夢を追いたいと思います。

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、有難うございます。

昨年末30日に大納会を迎えた日本株は2024年、歴史的な上昇を記録し、日経平均株価は3万9894円で終えました。
あの平成バブル絶頂期の1989年末に付けた最高値3万8915円を35年振りに更新して、年初来の上昇率は約20%となりました。政府が旗を振る脱デフレによる企業の商品価格改定、証券取引所の市場改革、新NISAなどによる投資への呼び込みにより、市場に資金が大量に流入したのだと思います。

でも一般生活者にとっては、景気が良くてホクホクといった感覚は全くないと思います。実質賃金もそれほど上昇している訳ではありません。
何だか政府が膨らむ借金(赤字国債の発行)を許したことによる、偏頗な資金の有り様に見えてなりません。
この膨らんだ国の借金の先には一体何があるのでしょうか? 実態と乖離したお金余りの経済がこのまま株価を上昇させ続けるとは考えづらく、小生にはあの1989年頃になんだか似ているように思えてならないのですが……

これは日本ばかりでなく2024年は、お金余りで世界主要国20ヶ国の過半で株価が最高値を更新しています。この世界各地で戦争や紛争、各国内でも2極化が進み、与党の後退がドミノ式に続き、政権の不安定さが増し、米国ではトランプ元大統領が今月20日には再び大統領に就き、アメリカファーストで何が起きるのか不透明さを増している最中に、主要各国ともこの株高です。

世界の主要各国で起きている株高を時価総額に引き直せば、その内、米国企業が世界の時価総額の拡大の90%を占めており、世界経済は米企業頼みとなっている現実は異常だと思っています。
その米国がトランプ次期大統領政権下では、その政策によりインフレリスクは増幅されるでしょう。その結果、米国金利が急騰した場合、株価がこのままでいられるのでしょうか。
もし資金が市場から逃げ出したら、リーマンショック以上の激震になるのではなか、それによる「ツナミ」は日本を襲うのではないかと、「悪夢」として正月早々考えましたが、仮にそうならないとしても、リスクに対する備えは充分に、しておかなければなりませんね。

           

           本日のボンドランチ
         彩り豊かな夢のあるお正月御膳 

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