出掛けに見た夏空は、雄大な積雲に阻まれてはいるものの、なったばかりの8月の太陽が存在感を示しています。その雲の端を切れの悪い刃物で切ったかのような、ギザギザとなっている積雲の脇には、切り落とされた端切れ雲がいくつか漂っています。
今日も暑くなりそうです。
例のヒマワリに目をやればやけに元気で、かえって強い陽射しと暑さを喜んでいるくらいです。
小生などは、暑さにもだいぶ慣れてはきたものの、こんな日がこれからも続くのかと思うと、少々うんざり気味ですが、近づいてヒマワリを見てみると花芽も付いて、もう近いうちあの黄色の大輪の花が咲きそうです。エネルギーを感じ元気をもらえます。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
今年はこの高い気温に加えて、物価も上がっています。特にエネルギー価格は高騰しています。それにより電気代もうなぎ上り(土用は20日でした)で、様々なところに影響が出ています。
今、冷蔵倉庫業者が悲鳴を上げているそうです。経費の10%が電気代で昨年の今頃に比較して30~50%も値上がりして、採算が合わなくなっているようです。その結果、冷蔵倉庫の賃料も上がり、食品業界には大打撃となっているそうです。
総務省が29日発表した東京都の7月の消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除く総合指数が102.1と、前年同月比で2.3%上昇しました。上昇は11ヶ月連続でエネルギー関連の価格上昇がかなり影響しているとのことです。
日本のデフレ経済も潮目が変わり、徐々にインフレ方向に向かっています。しかし、まだそれ程スピードはついていないので、日銀も大丈夫とばかりに金利を上げたり、バラ撒いた資金の回収には踏み出ていません。
しかし米国では、インフレ率は今年5月には40年ぶりの高水準に達し、それ以前の12ヶ月でCPIが8.6%も上昇しました。これは米国ばかりでなく、欧州諸国もイスラエル、お隣の韓国でもインフレ率は大幅に上昇しています。インフレ率もあるフェーズを越すと加速する恐れがあり、ハイパーインフレに向かうと言われています。
ですから、米国FRBもたとえ景気を減速させてでも、インフレは沈静化させなくてはならないと、ここにきて0.75%連続で金利を上げました。こんな急激な利上げは40年振りとのことです。それにより米国GDPは2四半期連続のマイナスとなる「テクニカル・リセッション」と定義されている「米国景気後退」になると云われています。
この「テクニカル・リセッション」を受けて、外国為替市場では円相場が29日お昼時点で、1ドル=132円台を付け、ここ3ヶ月の急激な円安・ドル高にストップをかけました。
一方、米国のマーケットは、高インフレは一時的で治まり、景気後退も反転し、金利上昇も止むだろうとの考えから、米国の株価は利上げしているのにも拘わらず上昇しています。
市場は不特定多数の人々が自由にマーケットに参加して、それぞれの利益を追求する場です。皆さん独自のセンサーを働かせて、自由に取引してその結果として毎日毎日の市場がつくられていきます。ですからそれを推測するのは難しことですね。
しかし、どのセンサーも同じ方向に注目する、本格的な大きな変化はこれからだと考えています。
さて、昨日も、曙橋駅まで向かう途中、日曜日で道は閑散としているのですが、人の列を見かけました。なんだろうと思いよく見れば、一つはPCR検査会場であり、少人数の方は格安ヘアーカット専門店でした。
今、PCR検査会場はどこも大賑わいのようです。
WHOは27日、新型コロナウィルスの新規感染者数の報告書を発表しました。
今月24日までの1週間当たりの新規感染者数は日本が約97万人と世界で最も多くなっています。
ついこの間まで優等生だったのに、いつの間にこんな状態になってしまったのでしょうか? 現在「BA.4」と「BA.5」が世界的主流だそうです。
その感染スピードはデルタ株の約3倍近くと、進化と共に徐々にスピードを上げています。
30日には全国で22万人となり、4日連続の20万人越えです。累計では1,200万人を越えました。中国武漢でコロナ感染が発見されたときの感染スピードからは進化と共に相当加速度がついたものと思われます。
ヒマワリの成長もインフレも、コロナ感染も台風さえもが、ある時点から急にそのスピードを速めるようです。当社のi-Bondも急拡大するフェーズに早く入ってほしいと願っています。
ボンドランチ
スピードをあげて食べないと次のお客様に間に合いません「ビーフシチューオムライス」