マンション9Fの住人である小生は昨日の昼前、出かけようかと窓越しに空を眺めれば、雲は立ち込め、煙霞で景色は白くぼんやりとしています。玄関先で傘はどうしようかと一瞬迷いましたが、目的地ヨーカドー内の薬局までは近いので大丈夫と思い、1~2分でエントランスに下りてみると、舞台が一瞬にして回ったかのように外はドシャ降りです。既にマンションの住人らが何人も、遠雷を伴った雨に降りこめられ、出るに出られず、地面を叩き付ける雨を見ながら、たむろしています。
幸い管理事務所で傘は借りられましたが、それでも10分ぐらいは待ったでしょうか。その頃にはエントランスもだいぶ混雑してきました。
そのうち突然のように、白い金属製のようなキャリーバッグを引いた若い女性が、小さな透明傘をさして小降りになり出した雨の中、先を急ぐのでしょうか道に飛び出して行きました。すると、どういうものか続々と後に続き、最後に残ったのは小生一人です。
なんとなく調子を合わせるかのように小生も雨の中に、やはり小さな傘で飛び出し、早足で5分もしないで到着すれば、背中と足もとはずぶ濡れです。傘をたたみかければ雨も止み、あたりは明るくなってきました。「なぜ、あと5分が待てなかったか」と後悔しきりです。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
今、お盆休み真っ只中の方もいらっしゃると思いますが、台風7号の影響で帰りを心配されているのではないでしょうか。Uターンするなど異常行動をとった、台風6号も通過地域には大変な被災をもたらしましたが、7号も同じく進路が心配ですね。
コロナウイルス制限も解除されての初めてのお盆休み、国内旅行者にインバウンドの方々も加わって、日本国中あっちもこっちも混雑しているようです。昔から言われていますが、特定日のピーク分散は進んでいないようです。ですから、この期間どこのホテルも人手不足のようです。
また、各地の祭りやイベントも夏休み中、特にお盆休みに集中しているようです。かと言って、閑散としたイベントは盛り上がりませんしね。
やはり、人の混雑も祭りやイベントを盛り上げてくれる要素なのでしょう。
一昨日も四谷3丁目の地下鉄駅からの帰り道、人がゾロゾロと続き、街路が混みあっています。そのうちトン、トン、トンと発射音がしたかと思うとバリバリバリと炸裂音が続きます。交差点には信号機が青にも拘わらず、人が集まって動いていません。
何だろうと思いながら少し行けば、建物と建物の空き間から花火が打ち上がっています。方向は神宮外苑方向です。「そうか、今日は神宮外苑の花火大会か」と知りました。花火大会は丁度、始まったところのようです。
今年の夏の暑さは確かに異常です。日本ばかりでなく世界中猛暑に見舞われているようです。
イタリアでは48℃、米国アリゾナでは43.3℃、イランで50℃を超えたとのことです。チリやアルゼンチンなど冬のはずの南米でも37℃、38℃と過去にない暑さだそうです。
深刻な山火事で、カナダやハワイでも大きな被害が出ていて、なんと北極圏でも森林火災が発生しているとのことです。正に地球沸騰化の時代ですね。
この事態は経済にどんな影響をもたらすのでしょうか。
一般には暑いほど個人消費は増加し、経済にプラスと言われてきました。
それはもっともで、飲料、エアコン、晴れれば外出に伴う消費となります。
ただ暑ければ良いのかと言うと、どうもそうではなく、35℃あたりまでは気温が上がる程「消費は増える」が、それ以上になると「消費は減る」と言う研究結果があります。確かに暑すぎると外出を控えますものね。
今年はまさに東京も7月、8月で35℃以上の猛暑日が19日となり過去最多です。
週末の東京ディズニーシーが「ガラガラ」のときがあるそうです。人気アトラクションを猛暑の中で待ったりできず、ショーやパレードが高温で中止になる、「熱キャン」が続出しているそうです。
世界の7月の気温は観測史上過去最高となり、日本はこの100年間の中で最も暑かったそうです。
この暑さは屋外の労働生産性を大きく落とし、熱ストレスで2030年には世界で350兆円の経済損失が出ると、国際労働期間(ILO)は試算しているそうです。
そんなこともどこ吹く風と、ようやく咲き始めたテラスのヒマワリも、見てくれる人はごく僅か。さみしそうに風に揺れています。
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本日のボンドランチ
暑いときにピッタリ 冷やし鴨ソバ