12月も半ば近くになると、TVニュースなどで、クリスマスや正月の準備などの様子がたびたび流され、コンビニに行けばケーキの予約や正月飾りなどが自然に目に入り、例月と違ってよけいに気忙しくなります。
そんな中、先週は商用で、日帰りで福岡まで行ってきました。今週も23日は土曜日なのですが、同じ福岡にIR(会社説明会)に行きます。勿論、日帰り予定です。
先週出張のときは、羽田の出発ロビーには会社を出て、9時を少し回った頃に着いたのですが、多くの中学生らしき団体が前に並んでいます。この12月に修学旅行でもないだろうにと思いながらも、搭乗口が違うのか途中で、学生達は別なゲートに向かいました。
小生は搭乗口近くの椅子に腰かけ、ふっと外を見ると、白い帽子をかぶった富士山が見え、そこを滑走路へと向かうジェットがゆっくりとやってきます。絵になりますね。
時間が少し遅れて、搭乗したジェットは滑走路を走り出します。やがてエンジン出力を上げたようで音は大きくなり、機体は速度をグングン増し、やがて車輪が滑走路を離れたのがわかります。シートベルトは搭乗すると同時にしっかり締めています。
小生の席はD席で窓からの眺めはわかりませんが、後方席の小生には機首の傾き角度から、上昇速度は一段と早くなり、窓外の下界の景色はみるみる小さくなっているのだろうと、容易に想像がつきます。
何分もしないで天井(予定高度)についたのでしょうか、それからは福岡上空に差し掛かるまで高度を保っての安定飛行のようでしたが、眠り込んでいたようではっきり覚えていません。
とんぼ返りなので、用事を済ませれば福岡空港の待ち合いラウンジで、遅い軽食を摂って17:00発の羽田便で戻りました。羽田空港近くまで来ると、段階的に降下するのがわかります。やけに東京の夜景が綺麗なのが、窓際A席でしたのでよく分かりました。
機体が止まり、ゲートが開き、シートベルトサインが消えるまで、ベルトはしっかり締めていました。
本日も小生のブログにアクセス頂きましてありがとうございます。
今日は既に12月も半ばを過ぎました。経済ニュース番組ではぼつぼつ来年の相場展望が出回る時季となりました。相場予想につきものなのが干支(えと)です。
以前、小生は干支で株価が判断されるなんて、単なるこじつけぐらいにしか考えていませんでしたが、当社が上場して以来、興味をもってよく観察してみると、存外そうでもなさそうです。
十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせて60通りの周期(年、月、日、方向)を表します。この60通りが最初の組合せに一巡してくると、還暦となるのです。
干支の動物名と株価は本来関係ないと思うのですが、大きな周期、サイクルで観ますと、経済や相場には案外重要なところで、合致しているから不思議です。
今年は卯(う)年です。「卯跳ねる」の相場格言通り、株価は大きく跳ねて、バブル崩壊後の高値を更新しました。
確かに当社株価も跳ねては戻り、また跳ねては戻りを、繰り返しました。ジェットに例えれば離陸したらすぐ着陸し、また離陸すれば着陸するタッチアンドゴー訓練のようなものです。長く上昇したまま高い位置(天井)に張り付いてはくれません。
来年2024年は辰年、2025年は巳年です。相場格言ではこの両年合わせて「辰巳天井」と言っています。当社の株価も「辰巳天井」に張り付きたいところです。
しかし、昨日の日経によれば米利上げが終結したとみる市場は、米国金利の急低下に伴い、主要国の6割で長期金利は2022年末を下回る水準まで下がり、各国共に株式等のリスク資産が揃って上昇しているようです。それにコロナ禍によりジャブジャブに出した、各国の緩和資金もまだ未回収です。
この世界的な金あまりと金利の低下を織り込んだ「楽観相場」は、このまま来年2024年に入っても続き、辰⇒竜となって、ジェットの離陸直後と同様に上り竜の如く急角度で上昇していくのではないかと言われています。
しかし、あまり調子に乗っていると、金あまりによるインフレも再燃の可能性がまだまだあります。
そうなれば、金利は低下どころか更に、こちらが上り竜となって、世界中に出回った資金の回収も同時に進めば、資金はタイトになって、空は晴天でも乱気流、所謂エアポケットに入るかもしれません。先読みが難しいこれからは、シートベルトは天井にいても常に必要なのかもしれません。
空弁ならず空港ラウンジでの軽食