2024.01.15社長ブログ

若者主体

1月も15日となれば、お正月気分もだいぶ覚めてきだしたところに、暮れに出した年賀状の一部が返礼状となってパラパラ届きます。
どうしたことかその中には、出してはいない大昔の友人からのものが紛れていて、近況が添えられていました。今の顔はもちろん、わかりませんが、当時の顔はアルバムなど見なくとも、年賀状が彼の顔や姿を彷彿とさせてくれます。
あれからもう半世紀も経ちます。お互いに会ったとしても変化著しく、すぐには判らないかもしれません。でも癖のある文字には、確かに見覚えがあり、何年経っても変わらないなあと、妙に感じます。

年末の22日に行った株主総会以降、めずらしく多忙な年末年始を過ごし、ようやく一区切りがついたところで、去年の5月の連休以来の草津温泉に1泊2日の週末トリップに、新宿バスタから出かけました。
休日の早起きは苦手中の苦手ですが、時間にようやく間に合い、バスの座席はベッドに早変わりして、ところどころ目を醒ましながら、丁度正午頃に、草津温泉バスタに到着です。バスを下りた瞬間から硫黄温泉独特の湯の香漂う懐かしさです。
本来なら直ぐにでも、温泉に浸かりたかったのですが、チェックインが午後3:00です。まだ相当時間があることから、まずは腹ごしらえと本場赤城和牛の炙り肉寿司と、せいろ鴨のつけ汁蕎麦のセットメニューで大満足したあと、チェックインもそこそこに源泉かけ流しの湯に、あごまで浸かり、大満足で自然にため息も出ます。
一風呂浴びて、窓から外を見遣れば、粉雪が舞い始めました。情緒たっぷりです。

翌日は早朝から大きなバスタブでの室内温泉に入り、その後チェックアウトの時間まで、誰もいない足湯を一人占めです。体も心も温かくなって、バスタへの帰り道、湯量毎分32,300リットル以上(ドラム缶にして1日約23万本)の温泉が湧き出ているという湯畑を通ります。
周囲には、以前来たときから半年ほどなのに、以前の姿とは様変わりです。若者が喜びそうな、かわいい店が何店舗もできています。そう言えば、インバウンドの観光客も含めて、どの店も若いカップルで賑わっています。
一昔前まで温泉と言えばシニア主体のイメージでしたが、今や若者主体となったようです。私の宿泊したところも、若者カップルばかりが目立っていました。

本日も小生のブログにアクセス頂きましてありがとうございます。

それにしても、日本の株式市場の新年に入ってからの、上げっぷりは、どんどん勢いがついて急ピッチ過ぎるのではと、心配するぐらいです。なぜ株価は急上昇するかの問いに、取って付けたような理由はあっても、腹落ちする理由はなかなかありません。さて、今日はどうなりますか。

今年から開始された新NISAによる若者からのニューマネーの流入は、納得できる日本株価上昇の要因ではあると思いますが、むしろそれより、若者の資金はそれ以上にオルカンと言われる全世界株式(オールカントリー)投資信託に流れているようです。
9日のたった1日で1,000億円以上オルカンが売れたと言うことは、若者の新NISAは海外株式投資にむしろ向かっているようで、新聞によれば、この調子だと海外投資加速による円売りは2兆円増とも見込まれているとのことです。新NISAは円売り加速の原動力となって、円安圧力となり、それが日本株の急ピッチ上昇にも繋がっているという見方もできそうです。

米証券取引委員会(SEC)は10日、代表的な暗号資産(仮想通過)であるビットコインを、運用対象とする上場投資信託(ETF)11本を承認しました。これでいよいよビットコインも投機から投資対象へ転換されたことになります。
早速、米国証券取引所では11日取引が始まりました。11日1日だけで売買代金は約46億ドル(6700億円)と活発な取引が行われ、相場は一時2年振りの4万6300ドルの高値をつけたそうです。日本からも相当の資金が流入していると言われています。そのビットコインETFに流入する資金は若者主体と言われています。
投資の世界もいよいよ若者が主体となってきそうです。
きっと証券会社もそのうち湯畑周辺のお店のように、かわいい店が並ぶのかもしれません。

         若者で一杯の草津レストランで

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