土曜日の夜は毎週1回の全身ストレッチに行っています。帰り道、当社バスの駐車場にさしかかると、それまで止んでいた雨が急に大粒の雨となって降り出し、車道も歩道もまたたくまに雨に濡れ、ネオンもにじんできました。自宅までは短い距離でしたがズブ濡れです。明日の台風の影響を心配しながら帰宅して、風呂に入ってしばしのリラックスです。
そして翌朝、雨がザァーと強く5~6分も降ったかと思えば、上がり、時には周囲が明るくなり、薄日が射し気温が上昇しだすのがわかります。かと思えば、また黒雲がやってきて、ザァーと降り出すのです。台風からのちぎれ雨雲が、次々にやってきては、短時間に大雨を降らせ、去って行きます。
今回の台風10号は、ゆっくりで大型で、かつ雨雲の影響範囲は広く、北海道にも大雨をもたらしているようです。また、降れば雨量は半端なく、大都会東京が大雨にはこんなにも弱いものかと、改めて認識しました。
新宿でもテレビで観たのですが、水道のマンホール蓋(重さ40kg.)がエアーハンマーと云う現象で空中に舞い、いつも利用する市ヶ谷駅の階段は滝と化していました。
台風10号の進路予想は、偏西風や高気圧の位置などから、判断が非常に難しかったようです。今回初めて知ったのですが、台風は自ら動くことができず、偏西風や高気圧のヘリに添って流れる風に乗って進むそうです。
10号はそれらに乗り遅れ、進路が定まらず、迷走し、勢力を徐々に落としてやがて熱帯低気圧に変わっていくのです。
また、交通ダイアも大幅に乱れて、夏休み最後の週を台無しにしてしまいました。新幹線が部分的と言えど、こんなに何日も運休されたことなどあまり聞きませんし、観光業の人たちも、さぞやガッカリしたことでしょう。
当社の基盤事業は、マンション等の不動産賃貸事業ですから、少しの雨はよろしいのですが、大雨や台風は困りもので、当日もそうですが、その翌日が特に、居住者からのクレーム(ほとんど雨漏り)が多いことから、大雨や台風にはどうしても身構えてしまいます。
今回も都内物件で漏水(雨漏り)事故の発生です。休日にも拘わらず、その対応にPM・BM部から何人かが休日出勤です。本格修理は専門業者にしても、一次対応は当社で行わなければなりません。よって大雨や台風の後は精神的に休まらないのです。
本日も小生のブログにアクセス頂きましてありがとうございます。
今から約10年前の2014年10月31日の「ハロウィーン」当日に、黒田日銀総裁はサプライズとなる、前年の黒田バズーカ第1弾に続き、第2弾を撃ちました。
追加の金融緩和に市場は喜んで、株買い円売りに動いたのです。ここから日銀の異次元金融緩和が本格化していき、その後コロナ禍による更なる追加緩和も加わって、市場には資金が台風時の大雨のように大量にもたらされて、資産バブルという資金が氾濫状態の時に起きる現象が、現在起きていると考えています。
そこで黒田総裁の後を引き受けた、植田総裁は異次元の金融政策を元に戻そうと、黒田総裁と同じサプライズでも、7月31日に植田総裁は追加利上げに踏み切るコメントを市場に出したのです。丁度その時米国の失業率の報道もあり、休み明けの8月5日(月)に、日経平均株価は過去最大の大幅下げとなりました。
この責任を問われたわけでもないと思うのですが、植田総裁は8月23日に衆参両院の閉会中の審査会に呼び出されました。その為、各国の中銀関係者が集まるジャクソンホール会議に出席できませんでした。
そのジャクソンホール会議後の講演で、パウエル議長は、近く利下げに踏み切る考えを示しました。理由は労働市場が「加熱状態から、かなり冷え込んでいる」と言うものです。
すると米株価は即反応して、26日には4万1,240ドルと、最高値更新の反応です。
でも、アナリストの中にはソフトランディングできるかは、まだ予断を許さず、水準を越してインフレが進行したり、雇用が悪化する可能性も大いにあり、逆回転が始まるのかもしれないと、米経済はまだ予想確度が定まらず、迷走気味です。
さらに、8月5日の日経平均株価が「令和のブラックマンデー」を引き起こした直後の、8月7日には内田真一日銀副総裁が「市場が不安定なうちは、利上げをしない」と、植田総裁のメッセージを打ち消しました。
日銀内でも金融政策が迷走しているように思えますが、日銀の大規模金融緩和政策は終焉に向かっていることは間違いなさそうです。
本日のボンドランチ
何を食べるか迷走した挙句