昨日は、いつもの日曜日のように惰眠を貪り、「サンデーモーニング」を途中から見ながらブランチをいただきました。
前日の新聞を読み返して、食休みをした後、今夜あたりからまた天気が悪くなりそうと天気予報が言うので、今のうちに散歩にでも出掛けるかと、窓のカーテンを閉じに行けば、窓の外には、川のように長蛇の列となって、色とりどりの人達がこちらに向かってやって参ります。
一瞬でマラソンとは思いましたが、いつもとは違った向きで、逆行しています。はて、何なんだろうと思いながらエレベーターで降りて、通り(外苑西通り)に出てみれば、息せき切って多くのランナーが国立競技場を目指しているのは、すぐに知れました。
後で判ったのですが、これは東京レガシーハーフマラソン2022で、私の見ていたのは国立競技場に向かうフィニッシュコースを走るランナー達だったのです。
朝の8時少し過ぎにスタートしたハーフマラソンは、往路も復路も靖国通りと外苑西通りの交差点を90°に曲がって走っていたのです。小生はその復路の一部を見ていたわけです。ですからマラソンにしては逆回りに一瞬思えたのです。もっと早い時間のスタートの頃であれば、いつもの方向に走るランナーが見えたのでしょう。
小生もこれをまねてハーフ散歩として、四谷3、4丁目あたりを回る散歩コースを、昨日は敢えて逆回りしてみました。距離も半分程度で切り上げましたが、いつもの景色もより新鮮に見え、万歩計の4,000歩越えも、楽しいものとなりました。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
それにしても、ここのところの円相場と株価の動向からは目が離せませんね。
32年ぶりの1ドル/148円台まで下落し、TVなど観ていますと家計や企業はだんだん重い負担を強いられつつあるのが見て取れます。
1990年以来の1ドル/148円台にまでなったのですが、1990年と言えば、正にこれから平成バブルが僅かに崩壊する兆候が見え始めた頃です。
その前の1989年には円安傾向にありましたが、1990年を境に円高傾向となり、1994年(平成6年)、平成バブルは既に崩壊していましたが、為替は1ドル/100円を突破して、翌1995年3月からはさらに加速して、4月19日は瞬間的でしたが1ドル/79円25銭を記録したのを覚えています。
この時はバブルも崩壊した後で、円高に伴い日本国内の輸出産業や下請けなどが、また、その関連企業、あるいは輸入品と競合している産業が大きな痛手を被り、円高不況となりました。
今はそれが逆回転しての円安不況になるかもしれないと心配されているのです。先日も政府と日銀はドル売り、円買いに介入したものの、ほんの2~3日で市場に飲み込まれ、その後、まもなく1ドル148円台になってしまいました。
なんだか一旦逆回転を始めると、底がどこだか見えなくなるところが怖いですね。
米国などのCPIの数字を見ると、依然高止まりしています。まだまだ米国は金利を上げることでしょう。そうすると更に円安が進行して、日本もそのうちCPIが急上昇するかもしれませんが、日本の場合これだけ国債を日銀が引き受けていると、金利上昇は国債価格の下落となり、日銀自体が大きく評価損を起こしかねず、また日銀の市中銀行当座預金に対する付利も考えれば、金利はそう簡単には、上げられないかもしれません。
そうなると、政府、日銀共に迷路に入ってしまいそうです。
そんな中でも先週は一時的かもしれませんが、米国、日本とも株が急伸した場面がありました。
まだ、このように不透明な場面でもこんなことが起こるのは、世の中、緩和資金がまだまだ余っていて、絶えず底値探しをしている余裕があるのですね。
と云うことは、まだまだ資産効果(不動産・株の値上がり益による効果)が残っていて、当分は大丈夫と考えている人が多いのではないでしょうか。
世界中の余剰資金を回収するまでは、結局インフレは治まらないかもしれません。 ここは大きな節目となりそうです。
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プレートを逆回りさせて食べ比べ「ハンバーグとサイコロステーキ」