予報は「曇り、午後から雨」でした。土曜日だというのに、めずらしく、早起きし昼過ぎには帰ってこられるはずの所用のため、手ぶらで身軽に出かけようと思う時によく迷います。傘を持って出て、降らなければじゃまっけなものになるし、降れば助かります。
厚い雲の透き間から射す薄日にかけて、けっきょく持たずに出ました。用件を済ませて、帰りがけ、歩けば蒸し暑さを感じるなか、ぽつ、ぽつと細かい雨粒を半袖の腕に感じると、足は自然に早まります。
部屋にたどり着けば、間に合ったと思うと同時に、なんだか少し儲かった感じがするのは不思議です。
夏至間近の今頃の薄暮は午後の7時近くでも明るく、空の様子も良く判ります。
空全体を覆うグレーの雲をバックに、濃淡のある、より黒色の混じった雲が形を変えながら、さらに低空をモクモクと動いています。
雨は午後になっても降り出しませんでしたが、いよいよ来るかなと思いながらも、先程の儲かった感で味を占めて、2~30分で帰れると踏んで傘を持たずに出かけました。一回りして最後にドラッグストアを出た時には、もういけません。傘を持ってくればよかったと後悔しきりです。
「曇り、午後から雨」の予報も幅があって、言葉でははっきりと表現されていない、微妙に隠れているメッセージは自己判断するしかないようです。
そうそう例年なら、とうに終わっているはずの花粉症がまだ今年は続いているのです。春先に眼科医から処方されて、薬はまとめてもらっていたのですが、今年はそれでは納まりません。
市販薬を、もう少しで終わるかと6日分ずつの最低量を重ねて買って、もう2回目です。スギ・ヒノキ以外にアレルギーを発現する原因が増えたのでしょうか。よくわかりません。
ただ、鼻づまり、くしゃみが続いていることから、これが隠れたメッセージと自己判断して、薬を6日分ずつ買い足しているのです。それより、クリニックへ行ってパッチテストをしてもらい、確認した方がよさそうです。
もうすぐ参院選となります。街のあちこちに作られたポスター貼り出しボードは、今や遅しと出番を待っているようです。でも、今回の選挙、何か盛り上がりには欠けているようですね。
こんなにも諸問題が山積していると言うのに、いつものように国会期末になっての内閣不信任案の提出。何かワンパターンで、野党のパワー不足は否めないようです。
それとも野党の参院選向けメッセージの中には、隠れたメッセージでもあると言うのでしょうか。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
いよいよ、経済の逆流が始まったかのようです。NY株続落のニュースは隠れた市場のメッセージと捕えるべきかもしれません。
10日の米株式市場でダウは3日連続で下げて、3万1392ドル程で取引を終えました。ダウ平均の週間下落幅は5ヶ月振りの大きさで、投資家がリスク回避のため株売りに動いていると考えられます。
また米国の5月の消費者物価指数も上昇していて、インフレの加速を示しています。よって、FRBも大幅な利上げを行っていくとの見方が大勢のようです。
一方、米、欧とは一線を画した金融政策をとっている日本は、参院選に向け、様々なメッセージをそれぞれの立場から発出しています。まさにその代表格が、内閣で7日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針」所謂「骨太の方針」です。
要は「脱炭素」「子育て支援」「防衛」の三つですが、それぞれ莫大な費用を国民が皆でいつ、どのように負担するのかが小生には隠れたメッセージに思えてなりません。
とりわけ脱炭素については「将来の財源の裏付けをもったGX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債発行」と、既に表明済みです。即ち、一旦は国債で継ぎますが、やがて電気料などに賦課した税金となるのではと考えられます。
子育て支援も「企業を含め、経済の参加者全員で連携し、公平な立場で負担していく」としています。これも税の負担メッセージと考えられます。
ただ3つ目の防衛だけは「5年以内に抜本的に強化する」とされ、財源が示されていませんが、結局は、いずれ国民負担は間違いないとのメッセージが隠れているのでしょう。
きっと参院選後は国民全体にわたる税の負担増が幅広く議論され、どこかで決着を見ることにならないとこの話は辻褄が合ってきません。
また、岸田首相の言われる「新しい資本主義」も、要は今迄もこれからも少しは続くであろう肥大化した、ジャブジャブになった資金を、預貯金から投資へと(以前と同様)旗を振るだけで、小手先の話です。本当の日本の底力を上げるには、金融の運用方法を指導するのみならず、骨太の方針の抜本的解決のためにも、産業の発展、新技術の開発などの指導や施策が大切で、それをメッセージにしてほしいと思いました。
本日のボンドランチ
「おかゆ定食」の隠し味は?