2回目のワクチン接種は、だるいとか発熱などの症状が出るよ、とは以前から聞いていました。当日は注射されたところが触れば痛いぐらいで、他に副作用を感じることもありませんでした。しかし、2日目の朝、目覚めると妙に身体がだるく、熱っぽいのです。
起きて、カーテンをたぐり窓を開けると、湿っぽい生暖かい風が吹き込み、その先には、5月に植えたヒマワリが、中には人の背丈程に伸びて、頭には蕾もつけ、雨混じりの強い風に揺れながら、開花準備に入っているようです。
きっとこの風雨は台風10号の影響に相違ありません。
「今日のオリンピックの閉会式は大丈夫だろうか」との思いがよぎります。前夜も深夜遅くまでオリンピックハイライトを観ていて、少々寝不足気味の上に、小生にしては珍しく体調がよくありません。洗面を済ませて、ドッカと居間の椅子にかければ、次の動作に移るのが、気だるいのです。体温計を持ち出し計ってみれば38℃近くあります。
そこでこれはワクチン接種の副作用と自己判断して、かねて準備の解熱剤カロナールの服用を思い立ちます。その前に朝食を摂るほうが良いと思うのですが、こちらも小生には珍しく食欲がわかないのです。
それでも軽く済ませ、服用すると気のせいか気分がいくらか楽になりました。
2回目のワクチン接種の副作用は「本当に!」だったのですね。
夜半には台風の影響も受けず、自宅とは目と鼻の先の国立競技場で閉会式が始まりました。
閉会式の様子をTVで観ていると、オリンピックの17日間は長かったようにも思いますし、終わってみればあっと云う間のことにも思えてきます。
オリンピックとしては前例のない1年延期を余儀なくされ、かつ賛否両論の中で行われたのです。無観客と云う異例の中ではありましたが、始まってみれば、どうこうあっても、やはり競技には熱が入り、ハラハラ感と感動の連続です。
当然の優勝候補が予選落ちしたり、バトンミスのハプニングがあったり、兄妹・姉妹愛があり、女子バスケのビックリ銀メダルや新種目のスケボーなどでは、12~13歳で優勝などの思いもよらぬことが起きました。正にこれがオリンピックなのですね。
東京オリンピック1回目を高校生の時観ましたが、競技はゾクゾクするような感動の連続でした。
それにも増して開会式や閉会式に至っては世界に向かって「どんなもんだい!」と誇らしく思ったものですが、やはり2回目はオリンピックにも副作用があるようで「本当はこんなもんじゃないぞ!」と言ってやりたいくらいでした。
また、TVの実況アナウンサーやキャスター、はたまた選手達がインタビューの時に我を忘れて、繰りだす「本当に!」「本当に!」「本当に!」の言葉と、成果を上げた選手が異口同音のように応える感謝の言葉「自分に係ってくれた皆さまのお陰」「まわりの人たちのお陰」「いろんな人たちからサポートして頂いたお陰」は何か耳に残りました。また積極的に「勝」に強く拘った選手がやはり勝ち上がって来ているようにも思いました。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
この大イベントの17日間、オリンピックも凄かったけれど、コロナデルタ株の感染も凄かった。
オリンピックを強行してデルタ株の感染を拡大させていると云う方もいますが、更にお盆休みも加わり人流が増えればこれからもデルタ株の猛威は治まりそうにありません。
これから里帰りでもするのでしょうか? それとも旅行に行くのでしょうか? 当社前に忽然とPCR検査場ができました。毎日のように長蛇の列が続いています。そこに時々トラックで検査キッドだと思うのですが運び込まれます。PCR検査はコロナの感染を抑えるため、人が移動することにより新しい患者を生み出さないように、陰性証明が即日発行されるようです。
コロナ禍の下で半ば強行された東京2020オリンピックは、あと、パラリンピックを残すのみとなりました。
そしてオリンピックの閉幕後は、当初の目論見とは異なり、東京都も国も大きな赤字を抱えたはずです。それに加えてコロナデルタ株の急速な拡大で、先週には全国で1日当たり15,000人を超える感染者数を記録しています。あまりの感染者数の増加に、入院制限をかけるのかどうかで、政府も迷走していますし、当分の間、都も国も支援金は増加の一途をたどることになると思います。
欧米もまだ新型コロナウイルス(特にデルタ株)による感染が治まってはいません。しかし、行動制限の緩和で景気や物価の回復が勢いを増しており、大規模な金融緩和の終了が視野に入り始めているようで、議論が始まっています。ところが日本だけは金融緩和終息レースにおいては、見通しもたたず、議論もされず状態で、予選落ちすることが濃厚となってきているようです。
本日のボンドランチ
オリンピック選手村でも大人気だった餃子とラーメン