目が覚めると最初に耳に飛び込んできたのが、都議選候補者の選挙カーから流れるうぐいす嬢の声でした。選挙カーは名前を連呼することもなく、何をアナウンスしているのかもわからないままに走り抜けていきました。
ふっと枕元の時計を見ればもう8時を回っています。休日の朝寝坊は習慣化していて、普段はもっと遅くまで寝ているのですが、今朝は起きるかと独り言で立ち上がり、リビングに移動。
コロナ禍での都議選は既にスタートしているのかと、TVをつけながら少しの間ぼんやりと考えていました。以前の都議選なら告示前から何やかやと、首都決戦と大騒ぎしているのでしょうが、今回は都議選があるのかが信じられない程に静かな感じです。
洗面後ベランダを見れば、背丈も伸びてきたヒマワリが萎れています。毎日のように雨模様だと思っていましたが、そうでもなかったのかしらとスマホを見れば、天気予報は夕方から東京はところにより雨と云っています。
それなら水遣りはいいかと決め込み、TVを観ながらの食事の後、うっとうしくなった髪を切りに床屋に行けば、途中の公園には都議選の掲示板がありました。そう云えば小池都知事は過度の疲労で入院とか。
そんな中で知事が顧問を務める「都民ファーストの会」が第1党を維持できるのかどうかが焦点でしょうか。知事はオリンピックも抱え、さぞや気が揉めているだろうと、なんとなく解かる気がします。
床屋で少し待たされ、その間に週刊誌や新聞を粗々読みましたが、けっこう世の中いろいろと起きているのですね。
オリンピックまで1ヶ月は切っているし、選手団の中にコロナ陽性者が出たりして、バブル方式で選手団を隔離しようとしても(バブルで包み込むと云っても)、どうも穴だらけのようでバブルは破裂しそうだし、また、緊急事態宣言解除後の都内では、ジワジワと感染者は増えてくるし、これだけでも知事は落ち着いて入院していられませんね。
また、改ざん官僚や、コロナ支援金詐取官僚など国家機構に直接たずさわっている官僚の劣化も止まりません。
さらに、東芝の株主総会では外国資本の「もの言う株主」による、日本企業では極めて異例なことも起きています。
これでは既にか、やがてか、日本企業も早い速度で劣化していきそうです。
バブルと云っても、平成資産バブルの破裂からここ約30年も経ないで、日本の国力(政治・経済・その他)の劣化も残念ながら、だいぶ進んできてしまったようです。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
さて、不動産業界におきましても、なんだか国力の低下が影響しているようにも感じています。日本の実体経済はあまり良くないのに、不動産の価格は、一向に下落してきません。
その一因は、外国資本が国力の低下した、また超低金利で資金調達できるため、日本の不動産を買い漁っているのを良く見聞します。大手仲介業者も中には、日本がまるで買われていくようだと忸怩たる思いで紹介している者もいると聞いています。
米国では13年と17年の周期でそれぞれ大発生する素数(1とその数自身でしか割り切れない整数)ゼミがいて、今年は17年ゼミが最大級で発生しているそうです。
セミは何年もの間、地中で暮らし、地上に出て羽化すると、たった2週間程で死んでしまうと云うのですが、これも効率よく子孫を残すため、生存に有利となるように氷河期以前からのセミの生き残るための知恵なのだそうです。
日本国も日本人も、もうそろそろ目を覚まし、ぼんやりしていないで、発奮しなければならないときが、近づいていると思っています。
まだ地中で暮らしていて、地上に現れるのは早いと考えているのでしょうか。日本が素数国とすれば1988年頃にバブル絶頂期を迎え羽化して、バブル崩壊を1993年(平成5年)と考えれば、迎える次の素数は29となりますので、2022年となり来年と云うことになります。
しかし、コロナ禍を考慮すればまだ地中で、次の次の素数31が来ると、即ち2024年に羽化して、大飛躍するかもしれません。日本は前回の東京オリンピック(1964年)の少し前の1962年頃から大飛躍しています。そしてオリンピック終了で不景気に入ります。
きっと日本は31年ゼミなのかもしれませんね。
本日のボンドランチ
床屋となりの中華料理店の香辣醤麺(シャーラージャンメン)
辛くて目が覚めます。