先週5日(金)は太平洋高気圧とチベット高気圧が、日本上空に強く張り出し、それらが重なる「ダブル高気圧」によって、全国各地で観測史上最も高い気温となったとの報告が相次いでいました。
昨年は東京都で64日真夏日が続くなどして、気象庁126年間の観測史上最も気温の高い夏でした。今年は昨夏に匹敵するか、それ以上になると言われています。
6日(土)も早朝から気温上昇の中ですが、当社IRが13:30から福岡博多の天神ホールで開催されるのに合わせて、9:20羽田発のANAとスターフライヤー共同運航便の、黒い少し小さ目なジェットで福岡に入りました。
福岡空港の建物を一歩出れば、そこは猛暑日に近い気温、タクシーの列に並んでいるだけで汗が吹き出てきます。
会場までの途中、なんだか街中がざわざわしている様子に、聞けば、今度の3連休に行われる博多祇園山笠のクライマックス追い山笠に向けての準備がもう始まっているそうです。
IRの会場はこの暑い休日の午後にもかかわらず、満員状況(約200名)で、一番後ろに何人か立っている方もおられる盛況振りでした。NISA以降、IRを休日開催すると、若い女性投資家の姿も、よく見かけるようになりました。
皆さん熱心に聞いて頂き、10分程の質問タイムには、事前質問も入れて5~6問の質問を受けました。約1時間弱のIRを終了したでところで、帰りかけたところ、老婦人が前に進み、近づいてきたのです。そして、さらに質問を重ねるなどトークンとかブロックチェーンが何か、と言うことまで理解しようとする、熱心な老投資家の姿には驚きました。
翌日は七夕選挙で、都知事が確定しますので、小生も一票入れに行かなくてはなりませんし、他に予定もあることから、名物の博多もつ鍋でもゆっくり食べたい、とは思いつつ17:25発のANA264便に間に合うよう、昨年暮れに博多でIRを行ったときと同様に、空港ターミナルのレストランで、夏バテを補うかのように豪華にステーキランチをいただきました。
それから保安検査を受けて、搭乗口10に向かい、30分程スマホをいじっていると、機内への誘導アナウンスです。グループ3のエコノミーでしたので、ゆっくりと後ろの列に並んで機内後部の座席に着席しました。
やがて、シートベルト着用サインも出て、キャビンアテンダントからも、まもなく出発するアナウンスがあり、座席前のモニターにも非常口や、緊急事態に備える説明が映し出されました。それが丁度見終わったところだったでしょうか、突然キャビンアテンダントから、一旦当機から降りて待合スペースで待機してほしいアナウンスがあり、乗客の皆さん、わけが判らないまま、ぶつぶつ言いながらも、棚から手荷物を再び降ろし、機外へと一旦出たのです。
搭乗口前では理由を聞かせろと乗客は詰め寄りますが、クルーの間でも、情報が共有されていないようで埒が明きません。ここからがANA264便に起きたハプニングの始まりとなりますが、この続きは来週のブログとさせて頂きたいと思います。
本日も小生のブログにアクセス頂きましてありがとうございます。
七夕選挙の結果は、接戦どころか早々と小池都知事の3選が決まりました。小池氏は勝利宣言で「もっと改革を進めろとの思いを頂いた」と言っています。
投票率は60.62%と前回より上回り、関心も高かったようです。また、石丸氏の得票が蓮舫氏を上回り、SNS選挙の効果をまざまざと見せつけてくれました。
今後の選挙戦術も大きく変化しそうです。
さて、少し戻りますが、IR会場の控室では、当社の次の出番の会社さんの社長さまとIR担当スタッフの方々、また、IR後、個人投資家の皆さんを対象にお話をされるアナリストの先生らとのお話も選挙から株式投資の話へと盛り上がっていました。
投資は常に相場という不確実性を相手にしているので、不安、ストレスはつきものです。その点、政治家の皆さんも選挙では不確実性が伴うので、その不安、ストレスは相当なものだと思うのですといったような話です。
他にも、先生は円高も、円安も、不安が先に立ち、日本人は心配性でストレスに弱いと言うのです。しかし、心理の隔たりがあると、どうしても感覚的行動に陥り易くなるとも言っていました。
一般に、日本の投資家は、他人と一緒の行動を安心感から取りたがると言われていますとも。統計でも値動きに、受動的に反応する売買性向があるとも言われてました。
最近の円安相場160円台は日本の衰退の表れと言われていますが、株式市場では昨年から日本株が急に伸びたのは、円安ばかりでなく海外の投資家が日本企業の業績と改革を見直し、回復への期待からと見るべきだとも仰っていました。
2022年の株価低迷には「悪い円安」と言われ、昨年2023年に株高となれば「良い円安」と言われる。結局相場追随で円相場の評価も変わります。円の評価がその都度の状況により、コロコロ変化するように、今にして思えばANA264便の情報もその都度の状況で、コロコロ変化しました。乗客としては大へんな迷惑で困りました。
本日のボンドランチ
264便に乗り込む前のステーキランチ
しっかり食べておいてよかった。