夏を思わせる強い陽差しに赤いツツジが照り映え、梅雨のころになれば、小さな花がまりのように集まって咲く、あじさいの蕾が顔を出し始める絶好の季節です。でも、一旦雨でも降れば気温は急降下します。出社(会社)でも巣ごもりTELEWORK(家)でも、その日毎にエアコンのスイッチは冷と暖を往復して、空調がいらない日はほとんどありません。
晴れれば、こんな快適な時季にはゴルフか草津温泉あたりに繰り出していたものです。
ようやく先週の14日(木)には政府から39県の緊急事態宣言解除があり、ゆっくりと生活も経済も回り出した模様です。宣言が出されてから1ヶ月も経つと、さすがに経済もあちこち綻びが目立ちはじめてきたようです。
先日は大手アパレル会社が破綻しましたが、切っ掛けは、デパートの閉鎖による売上げ減だそうです。これは全く氷山の一角で、これからさらにこうした現象が、現れてくるのかもしれません。
そう云えば小生もデパートで買い物があるのですが、仕方ありません。床屋さんも始まりましたが、いつ行っても満員で、我慢するしかありません。
仮に東京が解除になったとしても、新しい生活様式による買物や外食は不自由を強いられることは間違いなさそうです。それにしても今回の震源地中国の武漢や、コロナ抑え込みの優等生韓国にしても、日本でも北海道がそうなのですが、解除後再度のクラスターなどの発生に見舞われ、第2波、第3波の襲来が心配されています。
コロナも変異と云うのか進化と云うのか、よりパワーアップして秋から冬にかけてやって来られると、その時インフルエンザでも流行り出していたら、それは大変なことになるのでしょう。
それまでに、これも仮の話ですが、今世界でコロナワクチンの開発にしのぎを削っている最中ですが、それが出来ていたとすれば、今年の冬はワクチンを2種類打つことになるのかもしれません。
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第1波だけでも、アジア開発銀行(ADB)の試算によれば、4月時点で世界経済に最大4兆ドルの損失が発生すると想定していたようです。それがその後の感染状況などで見直し、8兆8千億ドル(約940兆円)の損失となりそうだと発表しています。
これは世界のGDP総額の9.7%に相当します。ADBは各国が現下同様の金融の緩和を含む財政政策をこれからも維持したとして、最大5兆4千億ドルまでに抑えられるとしています。
一方、世界の雇用は最大で2億4千万人減少し、その70%がアジア太平洋地域であるとも云っています。況や第2波、第3波が来れば世界経済のダメージはいかばかりか計り知れません。
こんな中で、以前からその傾向はありましたが、ここにきて更に際立って大きく、着目を集める出来ごとがあります。金融緩和が後押ししていることもありますが、株式市場で米マイクロソフト、アップルなどの巨大IT企業上位5社の時価総額が5兆3千億ドル(560兆円)に達し、日本の東証1部約2,170社の合計550兆円を超えたと云うのです。
日本の主要産業が束になってかかっても叶わないと云うのは悔しいのですが、これも時代の流れで仕方のないことなのかもしれません。この先彼らが社会インフラ、即ち他社の製品やサービスなどの基盤創りをと担うと云うことになるのでしょう。
その彼らが創ったインフラのいくつかを小生らも、緊急事態宣言の下で利用するはめになっています。
「株主のみなさま。6月の定時株主総会への来場はお控えいただくようお願い申し上げます」そんな通知が近々お手許に届くようになるかと思われます。12月決算で今年3月に催した株主総会でも自宅に居ながらネット経由で、総会にリアルタイムで出席というバーチャル株主総会もありました。
当社も、今年の12月の総会は、まだどうなるのか分かりませんが、先週末に開催した定時取締役会は、Zoomによる初めてのバーチャル取締役会となりました。これもGAFAM(米巨大IT企業上位5社)のインフラ基盤整備のお蔭と云うことになりますね。
本日のボンドランチ
バーチャル定時取締役会後に
会社から支給されたお弁当