2020.10.05社長ブログ

一週間の出来事

朝、夕はめっきり涼しさが増してきて、目をさましてベッドから起き上がる時に最初に感じるのは、ケットを蹴っとばした、足先の冷たさです。

洗面前に背丈ほどもある、少し厚目のガラス戸を引けば、メダカ壺のホテイアオイの紫の花が目に入ります。曇り空で気温は低そうですが、時折り薄日も射します。日曜日なので、少し派手でラフな半袖シャツで、今日はいいか。

9月30日が当社の年度末で小生も忙しく、今月に入っても先週までは、その余波が断ち切れずにいました。バックヤードの担当者はまだまだ、これから決算処理に、秋とは云えど汗を流すことになります。

小生は金曜の晩が、カレンダーで中秋の名月だとは知っていましたが、帰りが大分遅くなり、見上げた名月は少し小さくなって中天にかかるところです。それでは、家のテラスからゆっくり鑑賞しようと足を早め、ベランダに出れば、中秋の名月はさらに小さくなっていましたが、皓皓とバックを紺碧にした中空に照り輝いています。

お月見と云えば三方に載せた白いお団子とススキを連想しますが、小生がテラスで見たお月見はお団子なしの、ひまわりと青白く光を放つヘリコプターでした。

この10月1日を挟む前後の一週間は、波乱の秋を強く意識させるような慌ただしい出来事のオンパレードでした。

理由ははっきりしませんが、キオクシア(旧東芝メモリー)のIPO延期、NTTによるNTTドコモの完全子会社化、米大統領選の今後を暗示するかのようなトランプ、バイデン両候補の中傷討論会(これには小生少しガッカリ)、その直後のトランプ大統領のコロナ罹患、そして極め付きは何と云っても東証のシステムダウンによる終日の株式売買停止事件でしょう。

システム売買に移行したのが1999年です。それまでは場立ちにより取引が行われていました。証券取引所の立会場で、手でサインを送って売買注文を伝える証券マンをそう呼んでいました。

それがシステムにより今はミリ秒単位で売買が行われ、自動処理されています。

数百万人(法人も含めて)とも云われる投資家と繋がっている証券取引所は重要な企業インフラであり、今後もシステム障害は発生する可能性はゼロではないと思われますので心配です。障害発生時のバックアップシステムやそれへの切り替えにも二重、三重の保全をしておかないといけませんね。

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本日も、小生のブログにアクセス頂き、ありがとうございます。

証券取引所のシステムダウンは、日本ばかりでなく、ニューヨークでも2015年に、ロンドン証券取引所でも2019年に起きています。しかし、どちらも短時間で回復、復旧しています。今回の東証の終日停止と云うのはあってはならないことが起きてしまったのです。2010年導入システム「アローヘッド」が「ネバーストップ」と云われながらもストップして、バックアップされるべき2号機への切り替えもできませんでした。

もしかすると、どんなに時代が進んでもシステム故障0というのは難しいのかもしれません。

現在の数多くの投資家は短期の相場変動に敏感です。またディーリングを行っているプロの投資家筋は相場が少し動いただけで、ミリ秒単位で売買が繰り返されます。

これは投資信託におきましても短期相場には迅速な対応策をとらざるを得ませんので、五十歩百歩と云えるのでしょう。

年金と云う長期を見据えた資金でさえも、機関投資家としての投資スタンスは所詮短期の利益追求となっているのが現状です。

これらのことは取りも直さず、企業側も合わせ鏡のように、それに呼応しなければなりません。よって、企業側も短期利益に走り、長期を睨んだ、どっしり構える長期計画がなかなか組めません。

将来の大きなビジネスになるであろうものにすら、思い切った投資が出来ない、あるいは躊躇をしてしまうのが現状ではないでしょうか。

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本日のボンドランチ

週替わり弁当

2日の出来事です。

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