いつもなら2日(月)にUPするブログなのですが、休日を利用しての北海道白老町への出張のため、本日のUPとなりました。
さすがGo Toトラベル! 日曜10:30発の(札幌/千歳)便に間に合うように羽田に行くと、国内線の搭乗口に向かうエスカレーターの往来には若い家族連れなど、思いのほか多くの人で賑わいを見せています。きっとキャンペーンを利用してのことだと思われます。
待合いシートも、お客さまで以前よりは少な目ながらも、そこそこ埋まっています。しかし、周りの店舗は逆にほとんどが閉まっていて、空港内は寂しい風情が漂っています。
機内への案内も、コロナシフトで以前とは異なり、グループ分けされて、自然に間隔があくように配慮されているようです。
ほぼ満席の状態で飛び立ちますが、乗務員のアナウンスによれば、コロナのためか、他の航空会社との連携・シェアリングにより飛行しているとのことです。
さて、千歳からは室蘭本線(特急北斗)に乗り換えて白老町に入りましたが、以前は苫小牧の次の駅は登別なのに、白老町に国立アイヌ博物館ウポポイが今年開業してからは、駅舎が新しくなったばかりでなく、特急も停車するようになったようで、白老町に降り立ち、役場は月曜日に訪問するとして、早速現地実査に向かいました。
東京で聞いた天気予報によれば、冷え込むとのことでしたが、道南地方のせいか、意外と暖かく、コートの出番もないまま、海浜にある現場も2時間ほどで実査を終え、東京よりいくらか暮れるのが早いのか、倶多楽山(白老町)に夕日がかかる直前に現地を離れ、予約したホテルに早目に着いたのですが、チェックインには長蛇の列を我慢をしなければなりませんでした。
皆さん若い人のグループで高齢者はごく僅かです。それにしてもGo Toトラベルの偉力は大したものと感心した次第です。
ホテルで朝食はバイキングとなりますが、マスクとビニール製の手袋をして決められた順に間隔をあけて、チョイスします。
食後はチェックアウトを早々に済ませ、再度、現地周辺のロケーションを見て回ります。町内にはカルデラ湖(倶多楽湖)があるのですが、あまりにも透明度が高くプランクトンが住みつかず、養鱒をあきらめたそうです。「水清ければ魚すまず」と云ったところでしょうか。
また、湖畔の林道を歩けば、たった2~30分のことであっても、何かが癒されているのが分かります。
本日も、小生のブログにアクセス頂き、ありがとうございます。
現地調査の結果と共に翌日町役場に赴き、副町長以下数名の関係者とミーティングを行いました。そのなかで、ウポポイの話になり、コロナ禍の中での開館となり、来場者数も期待ほどには伸びてはいないようです。
町ではリピーターを期待しているようですが、博物館等は何かイベントを繰り出さないと、そう度々訪れるようにはならないのではと勝手に考えていました。
東京でも毎日のように流れるウポポイTVコマーシャルを見ていると、国も力を入れていることがわかります。
それにしても、このTVCMやGo Toトラベルにしても、よく考えれば、全ては最終的に納税者のお金なのです。また、コロナの補正予算で支出する財源も将来に付けを回す、赤字国債でまかなっていることは忘れてはいけませんね。
それらは将来の納税者の負担増として返ってきます。ですから自分のお金のように無駄使いをしてはいけないのだ、と経済再生の一方では考える必要があると思うのですが……
町役場を辞した後、白老町まで10分程度歩いて、次の特急に乗り、千歳からシェアリングANAで羽田に着くと、接続がよかったのでしょうか、まだ東京は暮れてはいません。
会社に立寄り、帰ってからバッグを開けると、ホテルで頂いた地域共通クーポン券が出てきました。これも納税者負担かと思うと、使えばよかったのか、それともこれでよかったのか、まあ、いいか。きっと財政も大へんなんだから。
軽く食事をして、風呂から上がり、新聞など読んで、なんとなくTVをつけると、大阪都構想を掲げた橋下さんが敗戦の弁を語っているところです。
これも二重行政における納税者負担のムダ金を無くそう投票だったと思います。結果は出ましたが、果たして、これでよかったのかどうか、まあ、よくないか。きっと大阪財政も大へんなんだから。
本日のボンドランチ
ホテル朝食バイキング
(手袋付)