100年に一度と云われる、渋谷駅周辺の大規模再開発の真っ只中にある、高層ビルに向かいます。
さらに、全面網ガラスのエレベーターで、約束のフロアーまで上がるのです。初めての訪問なので案内板にて確認すると、このフロアーには同じような広さで、いくつもの会社が入っているようです。
エレベーター脇にある長目の通路を歩いて、相手先の受付に到着すれば、まず目に入ったのはお正月飾りです。「えっ! もうお正月飾り」と思った瞬間に、訪問する会社とは違っているのに気付き、慌てて通路に出てみれば、実はお隣りが正解でした。
すると、こちらの受付にはクリスマスツリーが飾られています。
その日は25日(金)でしたので、クリスマスツリーの方がお似合いでした。
最近のコロナ感染者の増加もあってか、いつもの繁華街も同様に、年末25日の幹線道路としてはスムーズです。
運転しながらの帰り道、前方のビルとビルとの谷間に目も鮮やかなクリスマスカラーの大きなツリーが出現しました。赤信号で車は停車しましたので、思わずスマホのシャッターを切りました。
それが、向かっている方向からして、東京タワーだとはすぐに分かるのですが、実に綺麗なものでした。
少し回り道とはなりますが、是非近くで観たいと思い、急遽ハンドルを芝公園に方向転換です。タワーに近づくに従って道がだんだん混み出し、公園下の信号機に至っては3回待ちとなりました。真下から色鮮やかなビッグツリーを観上げると、けっこう感動ものです。メリークリスマス!
さて、昨日の日曜日のお昼過ぎ、近くの公園に行ってみると、いつもならキャッチボールをする親子の姿や、試合中に、時として上がる大音声も全くありません。ついこの間まで紅葉していた木々も、すっかり葉を落とし、木漏れ日だけが注ぐベンチには誰もいません。いつもの日曜日とは異なる光景が広がっています。
その夜のTVは日曜日にも拘わらず、都内で708人の新規感染者が出たと云っています。また、その前日は949人と過去最多となっています。であれば休日の公園に人のいないのも頷けます。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
さて、今年もまもなく暮れようとしています。例年と異なり、コロナ、コロナで追われていたためか季節感もなく、ただなんとなく慌ただしく、時間だけが過ぎ去ってしまったように思えてなりません。
また今年は今後何があっても、どのようなことになったとしても、「新型コロナウイルス禍」と云うマスターキーワードで全てが済まされそうな気がします。
それが、政治問題だろうと、経済問題だろうと、どんな問題が起きようとも、このキーワードで解決してしまうのではないでしょうか。
例えば、GoToキャンペーン、財政の悪化、日銀による国債の爆買い、さらには増税……、全てはこのマスターキーワード一つで、あの時はあれで「仕方なかった!」と誰にも責任を追及されることなく、済みそうです。
ただ、その途中で、経済的困窮者が続出した場合に政府はこのマスターキーワードは使えません。これらの救済策は今のうちに考えておく必要があるのだと思われます。
一方、あるところにはあるようでして、家計金融資産は1,901兆円(9月末)と日銀は発表しています。現預金の残高は東京タワーのようにライトアップされ、高く積みあがっているようです。その残高は1,034兆円(9月末)にものぼります。こちらも過去最多記録です。
現下、デフレを心配していますが、ここまで市中に資金がキーワードを理由に供給され続けていますと、逆にインフレを心配しなければなりません。
一旦インフレにハンドルが方向転換されますと、預貯金に置いておけば毎日、毎日価値が目減りすることとなり、大変なリスクになるかもしれません。
そこで「お金第3の置場」i-Bondが不動産を裏付に、安心、安全な置場として、注目されることになるのだと思われます。
今年も一年、小生のブログをご覧頂きまして、誠に有難うございます。感謝と共に今年も暮れます。来年も宜しくお願い申し上げます。
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