2021.01.04社長ブログ

年末年始

message.jpg

日本国中、多少の差こそあれ、何処も同じと思いますが、東京もコロナ禍で例年とは街の様子が一変しました。
新規感染者の曜日ごとの数が大晦日にかけて、2週間以上「最多」を更新しながら年末年始休暇に突入してしまったのです。
31日には、なんと1,337人と初めての大台超えです。
政府も各都道府県の知事も、この年末年始は不要不急の外出は控えて、人の流れを抑制するよう呼びかけていました。
それが正月の2日には4都県がとうとう緊急事態宣言を国に要請したのです。どうなるのでしょうか。

小生、昨年御用納めの翌29日には、名古屋で急遽用事ができ、それも午後3時を回ってからの日帰りです。
例年であればきっと混雑しているであろう東京駅も閑散としており、新幹線も自由席ですらガラガラです。適当なところで席を決め座って、まもなく発車のアナウンスと共に、ゆっくりと動き出しました。するとすぐに、サインボードはマスクの着用、大声禁止、間隔をあけての着席を促し始めました。

一年の疲れでも出たと云うのでしょうか、それとも休暇に入ったことで、緊張感が緩んだのでしょうか、つい、うとうとして”三河安城通過中”のアナウンスで目を覚ませば窓外は、もう暮れかかっています。
名古屋駅に到着すると、なんだか東京駅より賑わいが感じられます。名古屋もけっこう感染者が出ているのですよね。
今や、日本はコロナ感染列島と云えるほどに、急に感染が広がっているようです。ワクチン効果を発揮して早く収束し、東京オリンピックでも開催されれば、社会のムードも反転するかもしれません。
元旦は「朝まで生テレビ」のせいで昼近くに起床し、初日の出は見逃しましたが、誇張表現ではなく、一点の曇りもない青空に太陽がコロナ禍を吹き飛ばすかのように輝いていて、今年に希望が持てそうな気になりました。
もし、このまま感染が拡大すると、日本企業の99.7%が中小企業であり、その中小企業で働く人が労働人口の70%以上となっているのが実体なので、休業、解散、廃業、倒産という事態は、まずそれら弱者の方からやってくるのが常です。コロナ禍は正にその「引鉄」になるに違いありません。

アフターコロナは以前に戻るのではなく、先に進むのだと思います。働き方も、社会制度も、身近なところではデジタル化も否応なく前に進むはずです。そこに追いついていけなければ、前出の事態を免れないのが中小企業の現実だと思います。

DSC_5071.JPG

DSC_5085.JPG

DSC_5080.JPG

DSC_5090.JPG

DSC_5127.JPG

年始そうそうに小生のブログにアクセス頂き、誠にありがとうございます。

当社は昨年のIRでも開示しております通り、アフターコロナに向け、舵を大きく切りました。従来の不動産賃貸業はもとより、不動産証券化商品i-Bondの拡大に注力して、更なる資産の積み増しを行い、一人でも多くのお客様に共感・共鳴して頂きi-Bondのプライマリーマーケット(一次市場)の拡大に努めたいと考えております。

政府も推進しているキャッシュレス決済にもやがて繋がっていくものです。
そして、アフターコロナのデジタル化というトレンドにも合致するものです。
今月にも、米国ではデジタル通貨「ディエム」が発行されると聞きます。
中国では国家として、デジタル通貨の実験をはじめ、2022年の北京五輪に間に合わせようとしています。

ECB(欧州中央銀行)は、今年前半にも、中央銀行デジタル通貨「デジタルユーロ」を発行する方針を固めるものと思われます。
日本でも、それらに対抗して「デジタル円」の研究には相当力を入れているはずです。

コロナ感染リスクを警戒して、現金利用を控える動きが広がってきています。それは日本において、よく云われている、他国と比較して後れているキャッシュレス化を推進するよいチャンスになっているかもしれません。デジタル通貨は、今の菅政権が旗振りをしている行政のデジタル化政策と軸を一つにするものだとも考えられます。

当社もi-Bondのマーケットを早く広げて、やがて、セカンダリーマーケットが出来、デジタル円と共存するMコインの世界を作りたいと、初夢ならぬ、公園でハトと雀が共存している姿から連想したのです。

DSC_5139.JPG
ハトと雀の共存

DSCPDC_0003_BURST20210101214541503_COVER.JPG
本日のボンドランチ
当社テナントIIZAKA(フランス料理)のおせち
3日間楽しめました

友達にシェア

  • facebookでシェア
  • twitterでシェア
  • LINEでシェア
  • はてなでシェア
  • ピンタレストでシェア