東京に2回目となる緊急事態宣言が1月7日発令されました。期間は1/8~2/7までの31日間で、コロナ新規感染者拡大に歯止めをかけ、かつ減少させ、医療体制のひっ迫をも回避しようと云うものです。
コロナワクチンも次々と開発され、欧米の一部では予防接種も開始されました。
しかし一方で、変異種のコロナウイルスも、既に何種か検出されています。
どうも別のステージに入ったようで、短期間に、コロナ禍は収束しそうもないようです。
今がこの状態では、今年予定されているオリンピックは、開催されるのでしょうか。
当社の坪庭で赤や黄色の実を頭に付ける千両や、花壇で下向きかげんに赤い実を付ける万両の低木を見ていると、丁度、去年の今頃コロナウイルスが騒がれ始めた時のことを思い出します。
昨年中は、小生も予定していたことや、その順番が大きく狂い、番狂わせの連続となりました。
昨日から、大相撲初場所が始まりましたが、横綱白鵬をはじめとして感染者や濃厚接触者が続出しています。コロナの影響で休場した力士は65人に上り、取組の数が極端に減ったそうです。力士と云えどもコロナには勝てないのですね。
誰かが持ち込んだウイルスが相撲部屋を順に回り、各部屋でクラスターを起こしたのでしょうか。これが本当の番狂わせですね。
WHOは、コロナウイルス起源調査団を中国武漢に派遣しましたが、中国政府の許可が出ないため、足止めされていると発表(1/6)しました。
今や、世界中に蔓延したコロナウイルスは一体どこが発生源なのか、そしてどのような感染ルートで回り巡ったのかは、今後の対策上も突き止めなければなりません。
1ヶ年で世界中を変異をしながら回りつづけ、その範囲を拡大させてきたのです。
凄まじい伝染力ですね。
このコロナ禍で様々なものが変化しつつあります。この変化した状態は、たとえコロナ禍が去ったとしても元には戻らず、以前とは異なった新たな社会秩序ができるような気がします。
千両
万両
南天
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
今回の緊急事態宣言にしても、経済を回していかなければならないので、飲食を中心に的は絞ったとは云うものの、どこか甘く、徹底した制限をかけたものとはなりませんでした。
また、コロナ禍の副作用といってもいいのでしょうか、コロナウイルス感染症関連給付金等、様々な名目で国は景気拡大にテコ入れしたり、失業対策に支援をしていますので、国債の発行は増え続けています。国の財政事情は医療同様にひっ迫してきたようです。
それでは、その国債は一体誰が買っているのかと云えば日銀と銀行が主です。彼らが国債保有を拡大し続けられるのは、家計や企業が景気の先行きの不透明感から、流動性を求めて、銀行などの預貯金を増やしているからです。
家計は特に消費を抑え、預貯金にまっしぐらとなりました。
こうして集まった資金の多くが銀行等を経由して国債を買っているのです。
特に日銀の国債の買い取り方は尋常ではありません。この日銀の資金源は各金融機関が日銀に預けている資金です。この日銀預け金は2020年11月時点で480兆円に達しています。また、日銀は更なる資金供給のため、日銀の資産(国債)は膨らみ続け、この1年間で129兆円の増加となりました。
よく考えてみれば日銀の資金は家計と企業が銀行に預けた資金です。要は、資金は家計と企業と銀行、そして日銀の間で役務を果たし膨張しながら回っているだけなのです。それが破綻しないで回り続けている源泉は、日本国という国の過去の蓄えによる経常収支が黒字で、それがパワーを与えているうち(富を生んでいる間)は回り続けるはずです。
やがて、パワーが無くなれば円は信認を失い、いつかは止まるのだと思います。
本日のボンドランチ
仕事柄各地を回り、駅弁を楽しみます。
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