きのう、日曜日としては、何時もとちがい、どういうわけか早起きをしてしまいました。カーテンをたぐって窓を開ければ、6時を少し回ったばかりと云うのに雨上がりを思わせる太陽は、すでに中空を目指し角度を上げてきています。
爽やかな一陣の風が吹き込むと、クシャミを誘発します。まだまだ檜花粉が英国型変異株N501Yに似て、大気中に蔓延していることが否応なく分かります。でもこれも連休までのもう少しの辛抱であることは毎年のことで承知しているのです。
昼過ぎの青空は朝よりも青さが冴え渡り、目に染みわたります。でも風もかなり強くて、大きな雲も流され、花粉による目の違和感も同時に覚えます。
空気は透明、太陽光線は無色なのに、なぜ空は青く見えるのでしょう。
光の波長が短いほど、光線は強く乱反射され、昼間は、青い光線は散乱し、青が強調されて空は青く見えるのですね。朝夕は大気層を太陽光線は長く通過するため、青は早くに散乱されきてしまい、乱しにくい赤やオレンジ色が残って、強調されることになるとのことです。
しかし、海(水)の色が、青いのは別の理由で、水の分子が赤い光線を吸収するからだといわれています。他にプランクトンの影響もあるようです。
そして、その大気層、しかも地表付近の主な成分は、窒素が78.08%、酸素が20.95%、アルゴン0.93%、CO2が0.03%と云われています。
今、この中の僅か0.03%の温室効果ガスとも云われるCO2が問題になっています。
先日起きたマンション地下駐車場の事故時の気中のCO2濃度は21%に達していて、通常の525倍もあったそうです。
CO2は地球にも、人にとっても嫌われ者なのですね。
でも本当は、炭酸同化作用(光合成)には欠かせないものなのですが、悩ましいですね。
「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがあります。ある事象の発生により、一見すると全く関係がないと思われる場所や物事に影響が及ぶことの喩えです。小生は、これに少し似た感じを受けたことが、先週の新聞を読んでいてありました。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
14日のニューヨーク市場では大型のIPO(新規株式公開)に話題が集中したそうです。暗号資産(仮想通貨)交換所大手のコインベース・グローバル社のことです。
初値は381ドルで、時価総額は759億ドル(約8兆3,500億円)に達したそうです。その後、終値は328ドルと下落率28%の急落となりました。しかし、一時はその時価総額が、ニューヨーク証券取引所や香港取引所を傘下に持つ会社を上回り、日本証券取引所グループの5倍となるなど、実株式を取り扱う市場から仮想市場にN501Yの如くに市場が置き変わっていくのではないかと思わせる程の勢いでした。
コインベース社の株価と連動するように、株価が上下すると、仮想通貨ビットコインの価格もつられて上下したのです。
コインベース社の収益の大半は仮想通貨の売買手数料で、とりわけビットコインの割合が高いようです。
そこでコインベース社の株価は、仮想通貨(ビットコイン他)のリスクを直接受けることになりそうです。
その中にはマネーロンダリングや値動きの極端な大きさに対して金融当局がかける規制問題があるということです。しかし更に根本的なリスクとして、例えばビットコインを採掘する(入手する)為、マイニングと呼ばれるブロックを生成する作業と、取引データが書き換えられないように検出していく作業に膨大な電力が必要とされ、その発電過程でCO2が発生し(主に火力発電によるもの)環境への負担が大きいと云うものがあります。
想通貨と環境問題はかなり直接的に繋がっていたのですね。
これからの時代、ブロックチェーンを絡ませたトークンや仮想通貨は徐々にその影響範囲を拡大させ、今までの流通と置き換わることでしょう。
本日のボンドランチ
「仮想通貨では買えませんが、環境問題は問題なさそうな定食です」