昼時に雨がザァーと降る様子を部屋で気付き、屋上に来て見れば、既に雨は止んで黒雲は空の彼方に飛んでいってます。西空には雲の切れ間から薄日すら漏れています。
まるで東京も梅雨入りの前兆かと思うような空模様です。
スマホで写真を撮るかたわら、天気予報を見れば、東海地方まで去年より25日も早く、梅雨入りしたとのこと、であれば東京の天気もその余波を受けてのことと納得です。
新型コロナウイルスに対応する「緊急事態宣言」の対象地域が、北海道、岡山、広島と地方ごとにバラバラに追加入りするのではなく、梅雨前線は南から北へと万遍なく北上していきます。
東京もまもなく梅雨入りとなれば、明けるまでジメジメと、一番小生の苦手な季節がやってきます。
逆に「待ってました!」とばかりに叫んでいるかのように元気がいいのがあじさい達です。今月に入って、ようやく葉が出てきたなと思っているうち、あれよ、あれよの急成長です。
当社前の花壇には何種類かのあじさい仲間がいまして、雨上がりに「自分達の出番を一年間も、待っていたのです」と云わんばかりに雨に濡れて、咲き出す準備に入り、皆んな溌剌としています。
その花壇の一角が囲われて坪庭となっていますが、メダカ壺があり、中のメダカ達も雨は好きなようです。小生が近づくと、また餌がもらえると思い水面に上がってきます。
ついこの間の春の彼岸頃までは底にいて、冬眠から覚めやらぬようでしたが、今は素早い動きに変身です。
皆、それぞれに得意とする季節がやってくるまでは、おとなしくしていますが、時季到来となれば、急に動きは活発になります。
これは経済の世界においても同様なことが云えて、経済サイクルの中でも好機と捉えれば、まるで流行もののように、それまでになかったような「投資行動」や、今までになかったようなものまでが「通常の価値」となって現れてきます。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
当社では今期から環境に関する問題をとりあげてきた、ISO委員会がサステナビリティ委員会と名称を変えて、かつその環境方針にESG、SDGsの思想を取り入れ、少しでも株価に反映させようと努力しています。
いま、投資家の皆さまもまた、環境保護や、気候変動の抑制を支持するトレンドに変わりつつあります。
当社の扱う不動産、特に建物は環境、社会、ガバナンスに深く係わり、うまくサスティナビリティ委員会が機能すれば、ESG投資を取り込むことができるかもしれません。
なにせ建物は電気、ガス、水道の大きな消費を毎日欠かさず行っています。
よって、これらのエネルギーを削減するチャンスは建物にはたくさんあるのです。
日本では最近、ESGへの目標設定や取り組みの強化が行われ、様々なデーターが蓄積されているはずです。また世界的に異常気象が発生していますが、それらから建物資産を守るデーターやノウハウもオープンになっているものは、サスティナビリティ委員会も積極的に参考にさせて頂き、取り入れたいと考えています。
また、今年2月に米国テスラのイーロン・マスク氏はビットコインに1,600億円もの投資をしたことが報道されました。ビットコインもいよいよ世間の評価を得たとして急騰しましたが、先週木曜日に同氏は、ビットコインではテスラは売らないと云って急落するなど、ボラティリティは極めて高く、その価値は大幅に変動しています。
それでも現在、世界中全ての暗号資産(仮想通貨)の時価総額は270兆円規模に膨らんでいます。
また、新聞報道によれば、今年2月にはカナダトロント証券取引所で、初めて暗号資産(仮想通貨)の上場投資信託(ETF)も承認されました。
3月にはフィデリティ・インベストメンツも連動ETFをSEC(米国の市場監視機関)に申請しました。
このようにして、徐々に株式市場と暗号資産市場は、その前線が近づきつつあり、近いうちに、暗号資産も、今迄の金融資産同様に「通常の価値」としてスタンダードになるのではないかと考えられます。
本日のボンドランチ
つゆ気の無いサバ・サバ弁当