2021.05.24社長ブログ

梅雨のはしり

例年より3週間も早く梅雨前線が北上してきて、東海地方まで梅雨入りしたというのに、東京はまだのようです。しかし、今月中旬から10日間ばかりは梅雨入りしたかのように空はどんよりとして、時折雨がパラつくような、じめつく、うっとうしい日が続き、外出には傘が手離せませんでした。これを「梅雨のはしり」と云うようで、ここからが春夏秋冬につづく5番目の季節と云われる梅雨の季節の始まりのようです。

それが昨日は朝から一転して、青空が広がり、少し冷たく乾いた風も爽やかで気持ちよく、日光浴がてら散歩でもしようと、ひと足外に出て空を見上げたとたん、はっ!と一瞬、頭をかすめたことがありました。今日は絶好のチャンスとばかり9階に取って返し、水に浸しておいた、厳選されたひまわりの種を紙の上に並べて、丁寧に作った苗床に一粒ずつ種蒔きをし、肥料まで施し、もう完璧です。

最良の種蒔き日和に、適度に湿った土の匂いが自然を連想させ、やがて大きい黄色のひまわりの花が、真夏の青空に映える日が今から楽しみになってきました。

久し振りの土いじりに、少々日焼けもし、普段と異なる行動にちょっぴり疲労感も手伝って、かえって心地好いくらいのものでした。

ただひまわりの苗床作りと種蒔きだけだったのに、なんだかほっと安堵感が広がり、一仕事した気分です。

もう、まもなく東京も梅雨入りすることになるでしょう。TVの天気予報を観ていますと、前線は毎日のように天気図上を、青森の方まで北上するかと思えばまた九州方面に南下してくるといったように、移動を繰り返しています。

前線が東京より北上したとき東京は湿った南風で、南下したときは少し冷たい乾いた北西風となり、その移動によって風向きと湿度は大きく変わり、やがて梅雨本番を迎えることになるようです。

今月中旬からの10日間くらいで梅雨前線の北上、南下と同じように乱高下して、今のところ専ら下方に向かいっぱなしで、高値からの価値を約半分近くとか1/3近くまで落としたものがあります。

それが今着目されている暗号資産、所謂、仮想通貨です。

青空.JPG

紙の上の種.JPG

苗床.JPG

種まき.JPG

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

先週末のニューヨーク市場の最大の話題は暗号資産(仮想通貨)の乱高下だったそうです。ビットコインは一時、前日比で30%も下落し、イーサリアムは40%超の急落となりました。また、多数のアクセスによるシステム障害も相次ぎ、取引ができなくなったと報道されています。

これは日本の暗号資産交換業者にも影響を与えたようで、取引が一時的にも中断したりして、多くの投資家が取引の機会を失ったと報道されています。

仮想通貨市場はその主なものだけでも時価総額が約220兆円超となる巨大市場です。

その市場が一時的としても突如機能停止するとは、市場構造のもろさを露呈したことになります。この、急落の原因はいろいろとあるようですが、中でも主なものが、テスラのCEOイーロン・マスク氏の発言と中国の暗号資産規制だと云われています。

やはり、暗号資産(仮想通貨)には裏付となるべき安全資産がないのが、この高いボラティリティを生む要因だと考えられます。

一方、中国を初めとして、米国でもCBDC(各国の中央銀行が発行するデジタル通貨)の発行が本格化しようとしています。中国は2022年にも実現するかもしれません。

今年の10月には米国もその方向性を明確にする見解を公表すると云っています。

また、米国中央銀行がCBDC(デジタルドル)を発行したとしても、「既に現在、民間によって複数発行されているデジタル通貨(裏付は主に各国の法定通貨)や現金を補完するものであって、それらに取って代わるものではない」 とFRBのパウエル議長は、そこを強調して発言しています。

どちらにしても、デジタル通貨は法定通貨と共存してお互いを補完する立場で、近い将来その発行が、実施されることは、間違いなさそうです。

今は「デジタル通貨のはしり」と云ったところでしょうか。

インドカレー(じゃがいもとカリフラワー、シーフードの二種類)).jpg

本日のボンドランチ

香辛料が強すぎ、汗が吹き出し

はしり出したくなってきました!

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