2021.08.30社長ブログ

地球の微熱

朝、顔を洗おうと、蛇口をまわせば、最初は水が出るのですが、そのうちお湯に変わります。きっとクーラーの効いた室内床下の水から、外気温に触れた室外の水に変わったのでしょう。

猛残暑お見舞申し上げます。

昨夜はなかったのに、今朝ベランダのメダカ壺には、ホテイアオイのうすい青紫色の可憐な花が一輪、一夜にして突如出現しました。

花一輪だけど、急に思わぬことが起きると、ほんの少しだけれどびっくりします。

定点観測をしている、テラスのヒマワリも、例年に比べ少し遅れ気味に咲きそろいました。でも、どういうわけか、今年の花は一回り、いや二回り小振りです。

そう云えば、窓を開けると、いつも気になる階下のテラスのアサガオも見るからに今年は小振りなのがよく分かります。

居座った線状降水帯のせいで、洪水や崖崩れなどが各地で起き、東京も、長雨に悩まされ、止むと今度は猛暑襲来です。イタリアのシチリア島では史上最高気温の48.8℃を記録し、世界各国で山火事が頻発しています。

正に、世界を異常気象が襲い始めました。

9月8日(水)に当社はISO-14001環境に関するサーベイランス審査を受けます。その中で当社の理念の第一に謳われているのが「地球は生き物である」です。

もう約10年前につくった理念ですが、的外れでなかったことを最近つくづく実感しています。

我々人間が、偉大な生きものの地球に75億人もの人達が、カビのように貼り付いてCO2やメタンなどの、有害物質を出しつづけ繁殖しているさまは、我々人間という新型ウイルスが、生きもの地球を感染させ、害を与えた為に、地球の常体温が徐々に1~2℃上がり始めたのではないでしょうか。

このまま上昇すると地球にも人工肺エクモが必要になってきます。そうならない自宅療養の今なら、人類の力で戻れるような気がしてきたのでしょうか。盛んにESGやSDGsを本気で取り組み始めてきたようです。地球が重症になって高熱を出したら人類なんて、それ以前に誰もいなくなってしまうでしょう。

蛇口.JPEG

ホテイアオイ.JPEG

ヒマワリ.JPEG

朝顔.jpg

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

この気候変動で東京も亜熱帯化しつつあることは、毎年この時季には特に実感しているところで、経済に対する影響も無視できなくなってきています。また、温暖化だけでも北極や南極の氷が少しずつ溶け出し、海面が上昇して小さな島などは水面下に沈んだりします。

加えて、豪雨なども増えるので、川の氾濫や土砂崩れの災害も多発し、その復旧だけでも大へんな仕事です。

一方、大陸方面の地域によっては干ばつによる水不足により、動物達の生態系ばかりか農作物の収穫量も減って、人類の生活も脅かされることにもなりかねません。

その中では変化する環境に、ある程度順応できる富裕層とそうでない貧困層の格差は、ますます広がるのではないかと心配されています。

また温暖化により、ロシアなどにある凍土から溶け出てくる、未知のウイルスが突然出現し、新たな感染症が広がりコロナ禍の二の舞三の舞になるかもしれません。小生らは新型コロナウイルス一つに、これだけ大混乱をしているのですから、推して知るべしです。

さて、経済の現況見通しです。2020年3月に新型コロナウイルスによる経済的悪影響を考慮して、始めた米国の量的金融緩和の、段階的な縮小(テーパリング)の時期が近づいているようです。FRBのパウエル議長は27日の「ジャクソンホール会議」において講演をしました。新型コロナウイルスの感染再拡大(デルタ株)の現況と雇用回復を見極めて「年内に開始するのが適当」と明言しました。

その発表があっても、小生の予想に反して、株高と金利低下は進んで、新聞は「市場との対話波乱なし」と云っていますが、本当にそうでしょうか。

テーパリングは段階的に進行するので、量的金融緩和は継続中で、中央銀行(FRB)の資産購入額を減らしてはいても、FRBのバランスシートが縮小しない限りは市中に資金は供給され続けているのです。まだまだ大丈夫と思っている市場関係者は多く、これからも株価は上昇し、金利は低下するかもしれませんが、いずれそう遠くない日に(年内に)、転換点はやってくるのではないでしょうか?

サバ塩焼き定食.jpg

ボンドランチ

青魚は地球の微熱回復になるかな?

「鯖の塩焼き定食」

 

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