小生はスケジュールをパソコン(社内閲覧可)と机上にあるペーパーカレンダーの日程表(私的事柄を含む)で管理しています。
日程表によれば、今日11日はスポーツの日で休日となっています。勿論オリンピック開会式にあわせて、7月23日に移動していて、今日は休日でないことは知っていても、カレンダーに休日とあると、なんとなく気持がゆるくなるのです。
空はすっかり秋です。昨日などは巻雲もどきの雲が青空に現れ、前日には、さば雲ともいわし雲とも呼ばれるうろこ雲が、白色で影の少ない小さな雲片となって群れをなし、広がっていきます。
雲の形から季節が刻々と変化しているのがわかります。でも地上では暑さが残り、まだいくらか夏を引きずっているようです。
それにしても近年、異常気象が続き、最近では危険な「線状降水帯」による豪雨などが度々発生し記録的な災害をもたらしています。
その要因の一つが地球温暖化によるものと考えられています。その気候変動(温暖化)の予測に関する研究でコンピューターにより、それを再現する方法を先駆的に開発したことが高く評価されて、真鍋淑郎教授が今年のノーベル物理学賞を受賞しました。
一般的に気象学は物理学の分野ではないと思われていたので、物理学として評価されたことは、毎日のTVウェザーニュースのキャスターの皆さんにとっても嬉しいニュースだったと思います。
風呂上りで、一服しながらスマホ片手に友人と長電話しているところでした。揺れを感じて即、地震と思い、相手に「地震だぞ!」と云ったのですが普通に喋っています。瞬間揺れが急に大きくなり、「大きいぞ!」と云っても、まだ気付かないようです。
そのうちお互いのスマホに地震を知らせる緊急連絡が鳴り、相手も気付いたようです。会話は普通でも、きっとお酒でも飲んで、酩酊していたのかもしれません。
即、スマホoff、TV on。もう既にNHKは地震ニュースに切り替わり、詳細を伝え始めていました。交通インフラも混雑しているようで、これでは8日(金)の朝の出勤が大変であろうと思いましたが、皆さん翌朝は何事もなかったかのように出勤されていましたので、ホッとしました。
ただ一人だけ7日夜遅くまで仕事をしていた者が、帰宅難民となりまして、ようやく朝方に自宅へ辿り着いたとのことで、さすがに当日は休んで頂きました。
地震も早くコンピューターで正確にシミュレーション化できるようになれば、先駆者はノーベル物理学賞に選ばれるかもしれませんね。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
先週はもうひとつ、秋だと云うのに急雷と共に湧き上がった入道雲のように、世間に激しい衝撃を与えた論文が「文藝春秋」11月号に寄稿されました。
寄稿したのは現役の財務省事務次官の矢野康治さんです。
春秋が発売されたその日に買いもとめ、一気に読みました。
小生はその勇気と、財政がいかに危機的であるかをここまで云い切ったところに、自身で仰っていますが「やむにやまれぬ大和魂」を感じました。
19日公示の31日投開票日を迎える総選挙を前に、数十兆円もの大規模な経済対策を掲げる岸田総理、野党は野党で給付金交付と減税、はては現行の消費税率の引き下げまでアピールしています。こんなバラマキ合戦のような政策論を展開していれば、タイタニック号が氷山に激突して沈没したのと、同じ道を辿っていることになると、その論文は云っています。これらの政策はどれも選挙の為の人気取りで、やがて衝突するその氷山を、さらに大きくしているだけだとしています。
「その氷山は雨雲のような薄暗い霧に包まれているため、突然目の前に現れるまでわからないのです。ですから目先のことばかりに目を奪われ、衝突を回避しようとする緊張感が緩んでいるのです」という主旨を述べています。
そして国家公務員は「心あるモノ言う犬」であらねばと思っていると云っています。どんな小さなことでも、違うとか、よりよい方途があると思う時は、誰にでもはっきりものを言うようにしてきましたと云っています。
財務省は、公文書改ざん問題を起こし、自身が調査に当たった責任者であり、猛省を重ね「勇気をもって意見具申」せねばならぬと思ったとも書いています。
また最後に、この破滅的な衝突を避けるには「不都合な真実」も直視して、最も賢明なやり方で対処しなければなりませんと結んでいます。
小生らも、現役事務次官がここまで云う「不都合な真実」を直視しなければなりません。
当社が皆さまに提供している「お金第3の置場」が、万一のタイタニックの衝突時の避難ボートにもなると確信していますので、i-Bondのランディングページを是非にもご覧頂きたいと存じます。
本日のボンドランチ
銀鱈定食(細かい鱗あり)