コロナの下での総選挙は、投開票日を今月末に控え今が盛りのはずです。現在正に、与野党激突しているはずですが、投票日まで最後の日曜日の昨日であっても、大声で名前を連呼し街中を走り回る選挙カーは、お昼過ぎになっても一台も見かけません。コロナで街の中走行は禁止されているのかしら。
それでもなにやら拡声器の大音声が近づいてきました。でも、候補者の名前ではなく、聞こえてきたのは期日前投票を呼び掛ける新宿区の選挙管理委員会の宣伝カーでした。
午後はこれと云った予定もなかったので、期日前投票にでも行こうと思い、前日の冷たい強風の納まった、穏やかな青空を通ってくる少し強い陽射しを受けながら、近くの特別出張所まで出かけました。
仮設の特別出張所に来てみると、人出は思っていたよりあって、少し並びました。
まず「期日前投票宣誓書(兼)請求書」(整理券裏)の必要事項を記入して、投票所に入ります。本人確認をされたうえ小選挙区候補者の投票、続いて、支持政党名の投票、そして最後に最高裁判所裁判官の国民審査投票がありますが、最高裁の裁判官の名前や顔などは知る由もなく、罷免させたい人に×を付けろと云われても困るので何も付けずに投票箱に投函しました。
民主主義は形式主義でもあるのですね。
各政党の公約などはTVで観ていますが、どの政党も、一票でも多く欲しいのか、勝つために、有権者の耳に心地よい政策を主張し公約としています。どの政党もバラマキ政策ばかりですが、もし、野党の皆さんが本当に政権を奪取したら、いつも、子や孫に負担を先送りするのかと与党を批判しているのに、バラマキを実行するのかしら。
そこで、小生は期日前投票所で気付いたのです。政党や政治家の皆さんが、バラマキ戦略を取るのは票が欲しいためのものであり、政権闘争に勝つ為の戦略としては正に正解と云える手法なのではないかと思うのです。
彼らも政治生命を懸けて生き残らなければなりません。よって彼らの戦略は間違っていず、そのバラマキを喜んで支持しているのはむしろ、それを期待している小生ら国民、即ち有権者の方で、責任は有権者の方にあって、政治家の先生方は権力闘争のために有権者に調子を合わせて追従しているだけではないかと思い至りました。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
22日、ニューヨーク株式市場では過去の最高値を2ヶ月ぶりに更新したとのことです。
米国企業の9月期決算が好調で、回復期待もあり投資マネーも来月に控えた、国債などの中央銀行購入量の徐々なる縮小(テーパリング)は近いものの、債務不履行不安を抱えた、中国の不動産大手恒大集団が、ドル建債の利払いを実施したことにより市場が好感したようです。そこで投資家心理が一気に改善したことにより資金が市場に流入した結果と伝えています。
しかし、米国経済には不安材料もまだ多くあります。なかんずく、消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率は9月まで5ヶ月間連続で5%を超え、インフレが一時的ではない長期化するリスクが高くなってきています。
そこでFRBのパウエル議長はオンライン討論会で、「供給制約と高インフレは予想より長引く可能性が高い」としています。
また「この供給制約はコロナウイルスの感染拡大によるもので、インフレ圧力の主因であることから、徐々にインフレも改善されていく」とも云っています。よって今は利上げ(短期金利)は時期尚早とも云っています。
米国はこのように金利をコントロールして、インフレを押さえ込むことができるかもしれませんが、日本の場合はインフレ傾向が最近の物価の値上がり(特にガソリンなど)を見ても進行してきているようです。日銀のCPI目標2%をたとえ越してインフレがさらに進行してきても、日銀は金利上昇(短期金利)でそれをコントロールできないのではないかと心配しています。それ程までに、これまでの金融緩和とコロナ対策で、日銀のバランスシートはパンパンに膨張してしまっていて、縮小は難しいようです。
本格的インフレになったら一体どうなるのでしょうか?
国家財政を心配する政党がないなら、文芸春秋に掲載された行政の財務次官の云われることは間違いなさそうです。
国家財政はともかく、このように不透明極まりない時代に、インフレによる預貯金の減少を心配するなら、不動産を裏付けに発行されるインフレに強いi-Bondは着目に値すると思います。
坪庭のツバキも季節に遅れまいと必死になって蕾をつけだしました。
本日のボンドランチ
天ぷらうどん
天ぷらだけに価格があがる(揚がる)のが早い