先週頃からどうも変調を感じているのです。クシャミを2~3回続けざまにすると、自然と鼻水がツーと出ます。毎年のように悩まされている花粉症にしては時季が早すぎると感じていました。しかし、2日、3日経っても症状は同じで、一時はオミクロンかと心配したのですが、平熱なので一安心。
でもこの症状は、やはり例年悩む花粉症かもしれないと思い、近くの薬局に行くことにしました。
棚には多くの花粉症の薬が並んでいます。ただ、薬を飲んで困るのが、眠気です。棚から眠くなりにくいと表示されているものを適当に選んで、さらに箱に書かれた注意書きを読みます。
同じ眠くなりにくいと表示されたものの中でも、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください」と書いてないものを選び出し、しかもできれば1日1回服用で済むものを選ぶとなるとけっこう手間取ります。レジで聞けば、既に今年は花粉症で来店する人がかなりいると聞きました。
帰ってから、効果・効能書を読むと、「花粉飛散予測日から、又は、症状が出始めたら早めの服用が効果的」と書かれています。症状が進行してからではどうも遅いようです。副作用もあるらしく、その救済制度があり、電話番号まで丁寧に書いてあります。やはり少しでも変調を来たしたら早めの処置がよろしいようですね。
当社のi-Bondは副作用の少ない、金利上昇に対抗するお薬とも云えるでしょう。
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さて、経済も体調と同様に様々な要因で敏感に反応が現れます。その前には兆候が必ずあり、その兆候を捕えて、即ち、変調を感じたら早めに効果的対応をとっておけば、後に奏功するのですが、そのタイミングが難しいようです。
例えば株式市場では、米国の金融引き締めが加速するのではとの警戒感が急速に強まっています。よって、株式相場は下落傾向です。ここで早めに対処する慎重な投資家は当然にいます。
しかし、中には強気の投資家もいて、下落した株を買いに入ります。一時的に株価は上がりますが、また売りに押されて下がり、また少し上がっては下げを繰りかえしているうちに、エネルギーが徐々になくなり、いつか売り一色となり、株のバブル崩壊となるのが今迄のパターンです。
もし今回崩壊するとすれば、それは米国を中心とした株式市場崩壊のシナリオとなります。
今週の木曜日2月3日は節分で、翌日4日が立春となります。旧暦では冬から春への分かれ目です。
そうかと云って春になったから直ぐに暖かくなるはずもなく、実際はまだ冬真最中で、これから三寒四温が繰り返され、春の季節がやってくるのです。
経済の世界は現時点はその逆で、春から冬へ向かっているのかもしれません。
また、季節の変化と違い、何らかの兆候があれば、濃淡はあるものの、節(ふし)を境に多くの投資家の心理状況は一転するものです。その節となるのが、米国FRBが3月にも利上げに動く公算が強いことです。
その原因は米国における約40年振りとなるインフレリスクです。普通に考えれば時代が変わったと云えども、金利も当時の状態に近づいても不思議はありません。さすがそこまでは変わらなくとも、かなりの金利上昇が予想されます。それに加えてウクライナ情勢も追い討ちをかけています。
こうなってくると、投資家心理も冷え込んで、今迄緩和マネーで押し上げられた株式市場の風景は一変するのかもしれません。
全世界株価指数(ACWI)はここへきて6%下落してきています。
また、コロナ禍による労働力不足も手伝って高インフレがもし長引けば、米国の堅調だった個人消費も減速するかもしれません。これは即ち、先行きの世界景気減速につながるのではないでしょうか。
一方、債券市場は株式市場に比較すれば、それほど極端な動きは現在まだありませんが、やがて債券市場も崩れ出すことにでもなれば、本当の金融緩和バブルの崩壊へと発展するのではないかと考えます。
そんな兆候がいろいろ出始めてきましたので、早めの予防も兼ねて副作用の少ない薬なら、飲んでおいた方が良いかもしれません。
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本日のボンドランチ
北北西を向いて、
節分を前に早めにいただきました。