2022.03.07社長ブログ

戦争とインフレ

毎年、今時分になると、花粉症で眼が充血したり、ゴロゴロと違和感を覚えたりはしているのですが、それとも違う何か眼のピントに、時としてズレを感じるような気がして、時間のある土曜日に、近くの医療モールの眼科の予約を取り、検査を受けてきました。

ついでに視野の検査もして、小1時間はかかったのですが、たいしたこともなく、目薬とあわせて花粉症の飲み薬まで処方してもらい、隣の薬局で購入することになりました。

でも少し待ち時間があったので、近くを回ってから薬を取りにこようと、外に出ると、近くの公園にはぽつりと一本だけある河津桜が、春一番に花びら一つ散らすことなく満開です。

その桜の木の下まで来てみると、そこにはヒヨドリが蜜を吸いに来ているではありませんか。世の中、何があろうと時は過ぎ行き、もう、ソメイヨシノもあと2週間もあれば開花となりそうです。また、そんな季節が巡って来たのですね。

 

日曜日の朝寝坊は長い間で習慣化しているのですが、昨日の日曜日は格別の大朝寝坊でした。きっと、その前日の深夜かなり遅くまで、TVや新聞を観たり読んだりしながら、緊迫しているウクライナ情勢や、それがこれから引き起こすであろう経済への影響について、とめどもなくイマジネーションを働かせ膨らませて、想像の世界に浸っていたからだと思います。

 

11時近くになり、階下へ降りて通りに出てみれば、空はみごとに晴れわたっていて気分が良いと云いたいところですが、花粉も多く飛散しているらしく、マスクをしていてもおかまいなしにクシャミの連発です。

朝から行われた東京マラソンのコースとなった靖国通りでは、通行規制に使われていたカラーコーンとバーが、既に警察官によって片付けられているところでした。

ウクライナではいま命懸けの戦闘が行われている中、平和に東京マラソンが行われたり、冬季パラリンピックが北京で開催されているのは、世界は広いと云うのか、遠い国の話とでも云うのか、同じ地球上で同時に起きているとが不思議な気がしました。

 

そのウクライナのニュースでさえ、この頃は情報戦も激しく、ロシア、ウクライナ、EU、アメリカ側と発信サイドにより、流される内容もいろいろで、真実あり、フェイクありと、何が実体なのかSNSなどでは判別が付き難くなっているようです。小生は一応特派員などを派遣して裏付けのあるTV・新聞を主体に確度が高いと考え、情報収集しています。

また、岸田総理も軍事物資の支援を表明していますし、小生自身も「ウクライナ支援義援金」に寄託しようと考えているところです。

ただ一方のサイドの、偏った情報ではなく、何が真実なのかも知ってみたい気はします。

眼科.JPEG

薬局.JPEG

さくらとひよ.JPEG警察官.JPEG

カラーコーン.JPEG

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

 

ウクライナ問題で原油や食料、その他サプライチェーンの分断による供給の不安定から国際的に係わる商品の価格は上がって、インフレを増々助長しているように思われるのですが、NYも東京も株価市場はそんな中で、一旦は下げても再び上昇したりしています。

それはウクライナ情勢が緊迫化してきているので、米FRBも景気後退を心配して、利上げがトーンダウンをするのではないかとの観測からだと思います。

事実、報道によれば、0.5%と織り込まれていたものが、0.25%に小幅に縮小されるとのことです。市場は戦争より、目先の金利に着目しているようです。

 

元来、資産(株や不動産その他)の最大リスクはインフレよりも戦争で、元も子も無くすリスクがあるからです。しかし株価が不安定ながらこの時期になっても、一旦は下げても再び上がったりしているところを見ると、まだ対岸の火事で、大丈夫と考えているのかもしれません。

対岸の火事であれば戦時特需も生まれ、戦争よりインフレや利上げの方に視点が置かれているのも当然ではないかと思われます。

しかし、情勢がさらにエスカレートすれば、インフレよりも資産そのものを失うかもしれない戦争に優先順位が移るのではないでしょうか。でもその時はインフレも同時進行しているはずなので、インフレが金利上昇政策でコントロールができなくなった時、インフレ中の不景気、所謂スタグフレーションが起きるかもしれません。

 

場合によっては世界経済に大きな影響を与えるウクライナ情勢ですが、もしかするとウクライナに軍事物資を送ったり、義援金を送金することも、間接的に戦争に参加しているという見方もできてしまうかもしれませんね。

よく見きわめが必要なところになってきました。

 

昔から、「国破れて山河有り……」と云われています。国家より不動産の方が自然界の一部として、恒久性はあるのかもしれません。

その不動産を裏付けに生成されているi-Bondは、新しい価値を創造していると云えそうです。

これからはi-Bondを中心に新しい価値ある商品を組成したいと考えています。

しなそば.jpg

本日のボンドランチ

「支那ソバ」一杯もハイパーインフレなら10,000円かも?

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