ゴールデンウィークも昨日で終わり、今日からいつもの仕事に戻ります。
連休も終わってみれば、あっという間に過ぎ去った感があります。当社はカレンダー通りでしたが、10連休であってもそう感じるかもしれません。
目の前にある卓上カレンダーに目をやれば、7月の海の日まで次の連休はありません。人それぞれ、あるいは業種によって連休の感じ方は異なることでしょう。「また仕事かよ!」と思う人もいれば、サービス業など祝日、連休などは関係なく、逆にコロナ禍で毎日が連休同然だったので、何の制限もない忙しい連休は「助かる。有難い」と思っている人もいらっしゃることと思います。
それにしても五月の天気としては期待していたほどでもなく、曇って薄ら寒い日もあって、少し物足りなかったようです。
そんな3日の憲法記念日には、用事があって、名古屋に行くことになりました。ニュースでは下り車線には、長蛇の列ができているのを何度も見ていますので、あえて昼過ぎのすいていそうな時間を見計らいました。
それでも東京駅に着いてみると、ゴロゴロをひく若者など思っていたより混雑していて、新幹線の指定席も満席状態です。
名古屋駅も市内も意外とすいていて、拍子抜けの感があります。
早速に用事を済ませ、「意外と空いていますね」と問えば、「名古屋あたりは観光名所も少なく、連休中はそとに出る人が多く、かえって市内はすいているんですよ」と、教えてくれました。時間があるならと言われて、大須観音さまと熱田神宮さまを案内して頂きました。
観音通は東京で言えば浅草寺の仲見世と同じようです。人混みも以前に戻ってきたそうです。南無観世音の幟も青空にはためき、大提灯が参詣人の頭上にあるのは浅草と同じです。
次はそこから車で10分とかからない、熱田神宮さんを参詣することにしました。熱田の森と言われる程に普段は森閑としているのでしょうが、連休中ともあって、人出はかなりありました。
ここは信長が桶狭間の合戦の前に、戦勝祈願をしたところとして有名です。信長の乾坤一擲、運命をかけた今川義元との大勝負直前の気持ちは、如何ばかりかと思いました。
諸説ありますが、自軍の10倍以上の軍事力を要する敵と戦うのです。誰しも信長軍に勝ち目はないと思っていました。しかし結果は信長軍の大勝利となりました。
それは情報(インテリジェンス)を重要と考え、今川軍が桶狭間で昼食をとっている情報を得て、少ない勝筋を見つけ勝負に出た決断力につきると思われます。まるで現下のウクライナVSロシアのようですね。
やはり、今も昔も情報と決断力が物を言うのですね。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
また、5月2日のブログアップが遅れてすみませんでした。
さて、日本が連休でもウクライナVSロシア戦とグローバル経済は片時も止まりません。いよいよ今日9時はロシアの戦勝記念日、果たして何が飛び出してくるか注目です。それにしてもウクライナは米国やNATOの情報(インテリジェンス)を生かして善戦しています。
一方、5日の米株式市場では、ダウ平均が急落し、一時は1,300ドル安をつけました。その前日の4日には今年最大の上げ幅を記録したばかりなのに、一転の大幅安と不安定な相場展開となっています。
米連邦準備理事会(FRB)が出す情報を、どのように捕え、判断し、決断するかによって市場は動きます。FRBの発信する景気を後退させないで、インフレ抑制をするという何着陸シナリオを投資家はどのように判断しているのでしょうか。
ただトレンドとしては、金利上昇は折り込んでいても、市場により大きなインパクトを与えるのは、なんと言っても通貨が供給過多となっていることから、余分な通貨の回収をする、即ち、量的引き締めを始めると言うことです。
いよいよそれが6月からと決定されました。ここは4日のパウエル発言の解釈の仕方であり、前日は上がっても、翌日はこの軟着陸シナリオを精査判断した結果であろうと思われます。
米長期金利(10年物国債利回り)も、一時3.1%へと急上昇しました。これが今後日本の市場にどう影響するのか、常にアンテナ高く、感度良くして、情報を得やすくしなければならないと思います。
さて、夕方になり、名古屋ではちょっと有名な、千種にある真珠園で焼肉をご馳走になり、帰りに高級カルビ弁当を持たされたのですが、写真を撮るのを忘れて、帰りのすいている新幹線の中で頂いてしまいました。
日帰りといいながら、ゴールデンウィークの楽しい一日となりました。
本日のボンドランチ
真珠園での焼肉