きのう、昼近くに、自宅マンションの1階にある「まいばすけっと」の脇を通ると、大型エアコンの室外機がいつもより音も大きく、勢いよく熱風を吹き出しています。この調子だときっと気温も30℃を越え、昼を過ぎれば真夏日になるのだろうか、などと考えると、どうも身体が共振したのか気だるさを感じてきます。
先週末までは毎回のブログでも書きましたように、五月とは思えない走り梅雨のような天気の連続でした。
たとえば、先週など西新宿で訪問先の仕事が終わり、外に出てふっと見上げれば、都庁は頭をブルーライトで飾り、濃紺の夜空と雲とが拮抗していたのに、30分もしないで会社にたどり着く頃には、もう雨が降り出すというような変化の激しい空模様でした。
それが、一変して夏至はまだ先だと言うのに、先週もそうでしたが、晴れれば太陽の力は強烈で、舗道などを少し歩くだけで顔がヒリヒリします。
25日(水)のことですが、東大の特任教授のお話を、構内のお部屋でお伺いするために行った日も、梅雨の晴れ間のような青空の見える、そんな暑い日でした。
赤門の瓦は強い陽射しを反射し、白く光り、構内は木々も多く、木漏れ日で涼しげに見えるのですが、実際はけっこう暑かったのです。
各教室や、教授のお部屋につながる通路はブロックごとに仕切られていて、仕切りドアを開くと廊下のライトが自動的に点くと云う、かなり節約志向となっていました。
教授のお話ですと、大学も現在はできるだけオンライン授業は行わず、教室で受けることを推奨していると聞きました。どうしてもオンラインだと、寝転んで授業を受ける生徒がかなり出てしまうようです。
小生らが所属する事業会社の場合はどうなのでしょうか?
さまざまなお話をご教授頂きましたが、時たま入る不動産関連の話には、当事者として、前のめりになって聞き入りました。
このような「場」をいただいたことに感謝して、大学をあとにしました。
帰りには本郷赤門前の中華店で遅いランチを終えて、店を出る頃には、さすがに木陰もだいぶ伸びてきました。
本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。
5月21日(土)の日経は8週連続でNY株価が下落したことを受け、「米株式市場は歴史的な下落局面にある」と報じ、2つの理由をあげていました。
1つ目が株式の需給要因で、金利上昇による借り入れコスト上昇や株安による信用取引の魅力低下及び買い側の証拠金債務(マージンデット)が膨らみ、追証(マージンコール)を積み増しできなくなって、株式の持高を解消せざるを得なくなっていることから需給バランスが崩れていること。
2つ目は、単純に、景気後退懸念があると言っています。インフレによる消費の落ち込みが、GDPを減少させ、そのインフレを押さえ込もうと金利を上げれば、株安を招き、更に景気が後退する懸念があると言うのです。
その1週間後の5月28日(土)の日経は「NY株、9週ぶり上昇」、週間で1951ドル高となったのです。FRBの過度な金融引き締めもやや後退して、株安の値ごろ感もあり、買いが優勢になったと言うのです。上がれば上がったで、下がれば下がったで、結果が出てしまえば、理由は後から何とでも言えそうですね。
ただ米国のインフレは止んだとは言い切れず、金利上昇はさらに続くであろうし、6月から始まるFRBの量的緩和の縮小などを考えれば、先行き不透明感は未だ拭えず、「場」も不安定な動きとなることは間違いなさそうです。
さて、話は戻って、教授の仰った不動産に係わる話とは?
株式市場にも「場」があるように、「場」を設け、そこに大学と連携した研究機関、スタートアップ企業、起業家育成集団(人材や団体)、支援施設、デジタルや交通インフラ、住宅、オフィス、喫茶店から食堂などが混在するようにして、特色のある「場」を方々に創り出すべきである。
そして、そこに集まる人々(イノベーター)の自由、かつ多様な交流から生まれる「場の力」で、モチベーションやイノベーションを引き出そうと言うものでした。
「場の力」、重要だと感服しました。
本日のボンドランチ
安くてボリューム満点のランチ
(これ今どき¥680)