9月になっても昼のあいだは、街中を歩くと汗は出るし暑いのですが、
少し前のあのジリジリ感はありません。
昨日は久し振りに全く仕事がオフなので日頃の運動不足解消にと
自宅から代々木公園一周を歩くことにしました。
往復約11Km(万歩計による)はあったかと思います。
道すがら御苑側道や夕暮近くの代々木公園で聞くセミの声はなんとも
以前の力強さからはほど遠いように聞こえます。
そう云えば小生の部屋のテラスの、あのヒマワリも真夏の太陽にあれほど、
はでやかな黄色い大輪を向けていたのに、
まるでスイッチが切れたかのように急にうなだれ、シーズンオフを
告げるかのような姿を見せ出しました。
子供達は夏休みも終わり、今日から教室はまた以前の賑やかさを
とりもどしていることでしょう。
それとは対照的にその子供達で賑わっていた海辺はシーズンオフとなって、
きっと人も居なくさびしさが漂っているのではないでしょうか。
ところで、ジリジリと焼け付くようなあの8月以降、米中の貿易摩擦は接近するかに
思えるときもありましたが、ここへ来て一段と酷くかつ激しくなっています。
それは日韓関係に似て、今のところは落としどころがどこになるか見通しがつきません。
特に軍事と先端技術分野では解決はとても難しいのではないかと思っています。
その中国では貿易摩擦の影響もあって、個人消費マインドが落ち込み、
特に製造業の景況感は悪化しているようです。
また、個人消費の落ち込みは中国の自動車市場へと広がり、それはそのまま
遠く離れたドイツ経済に打撃を与えているようです。
中国において自動車(フォルクスワーゲン)の生産台数は減少し、
ドイツ自動車の輸出もかなり減ったようです。
まさか、自動車産業だけのことでもないのでしょうが、ドイツのGDP成長率も
このところ前年比割れが続いています。
このことはブレクジットを10月に控えていることも含めて、ユーロ圏各国にも
何らかの影響を及ぼすに違いありません。
以前にも書きましたがドイツ国債市場では短期から30年ものまで
全ての国債流通利回りがマイナスと異常事態となっているばかりか、
国債の利回りがマイナスに落ち込む国は世界中で増えつつあります。
8月28日アルゼンチンのラクンサ財務相は一部自国国債の債務返済期限の
延長を交渉するとし、デフォルトの可能性を示唆しました。
どうも世界中のあちこちで何かが変調を来たし始めたように感じます。
それを逸早く察知してか、世界の金融市場ではリスクオフに動く投資家
(機関投資家を含めて)が増えているようです。
そこで安全資産と云われる米国債、あるいはマイナス利回りであっても
日本国債・ドイツ国債に置き換えが始まっているようです。
安全資産はなにも格付の高い国債ばかりでなく、価値が安定していることから
「金」も対象となり、「金」の保有も増えているようです。
しかし「金」の産出量には限度がありますし、保有していてもそれ自身には
何も生産性がありません。
その点、当社のi-Bondは賃貸不動産を裏付に発行されていて、
生産性も流動性も充分にあります。資金のリスクオフを考えるなら
「お金第3の置場i-Bond」も、その仲間に入れて頂きたいと思います。
本日のボンドランチ
肉類オフだったので
今日はやきとり弁当