秋雨前線が台風17号の刺激を受けたのか、前夜来降っていた雨も、
カーテン越しに差し込む光で、既に止んでいるのが分かります。
窓を開けると、とたんに猛烈なムッとする南風が吹き込み、
空には片割れの雨雲がぶっち切れて飛んでいました。
そんな強い風の吹く秋分の日の昼近く、お墓参りに行きました。
墓前にお供えしたお線香は風に煽られ、小さな火炎となっています。
お参りしているところに、夏の残滓とも言える強烈な直射日光が当たり、
7月のお盆の頃に同じ場所に来たときの情景を思い出します。
結局この3連休は「荒天&真夏日」で、あまり行楽日和とは云えそうもありませんでした。
どうりで、3連休初日の21日(土)に豊洲で行なったセミナーの入りが良かったのは、
ポツポツと来ていた天候のためもあったのかもしれません。
ある出版社の編集部主催の「人生100年時代に備える不動産投資」セミナーは、
若い世代向けのもので、午後から開催され7社のプレゼンがありました。
実物不動産への投資内容が多かったのですが、不動産の賃貸料を分配原資とする
債券投資は当社だけでした。
実際にマイナス金利が進む中、また金融庁審議会の2,000万円不足問題が出て以降、
いよいよ若者であっても「老い仕度」に全く無関心ではいられなくなったようです。
とは云うものの、自分も若い頃を振り返れば、まだまだ遠い先のことなので実感が無いのが、
本音かもしれません。
しかし頭の片隅で、預貯金だけコツコツ貯めていてもダメかも? と云う漠然とした潜在意識が
働いているのは事実のようです。
小生が登壇してお話をしている最中にも、当社のHPやLPを検索している方々が
多くいらっしゃったようです。
いずれにしてもGDP(国内総生産)の1.7倍の資金が預貯金として眠っていること自体が
諸外国と比較しても突出していることは、よく知られています。
でも、これが幸いして、その資金で逸早く明治時代には富国強兵、殖産興業が成り、
戦後には日本の復興や経済成長が成し遂げられたと思うと有難いことではあります。
しかし現在金融資産、特に現預金は今がピーク(現在過去最高)であると思われます。
徐々に公的年金では不足しだし、高齢者から現預金の取り崩しが始まると考えられるからです。
目減り一方の預金通帳を見るのは切ないものです。
そこでお金第3の置場に置いてはいかがでしょうか。老後決して悲しい思いをしないように!
本日のボンドランチ
何でも捲き込んだような台風弁当