いやはや、台風19号が首都圏直撃です。
風はかなり強いものの、土曜日の午前中は降ったり止んだりでした。
家が近いので、たまたま出社した小生、昼近くになったので、お弁当を買いにコンビニへ。
近くのいつも行くローソンは閉まっていました。仕方がないので会社に戻り、
当社ISO委員が備蓄しています非常食があるのは知っていましたので、
少々それを頂くことにしました。
やがて帰りそびれた夕方に、外に出ますとまだ明るさは残っています。
さらに帰りそびれますと6時過ぎにはあたりは暗くなって、大粒の雨混じりの風は
いよいよ強くなってくるのです。
デスクに戻って、スマホで台風の位置などを見ていますと、机の前にある
パギラの木が揺れています。一瞬台風の風で揺れているのかと思いきや、
ここは部屋の中です。地震です!
こんな大型台風が来ている最中に地震とは「降ればドシャ降り」の諺が頭をスッと
よぎったのでした。
一時的に外は静かになり、窓から見える木々もそれほど揺れていません。
台風の目の中にでも入ったのでしょうか。
少し経ってから、「それじゃあ~帰るか」と外へ出ようとしたら、今度は猛烈な風と
よこなぐりの雨でとても、まともには歩けない状態です。
すぐには帰れそうにもありません。
10時頃にはようやくおさまってきたので、今度こそ帰ろうと外に出れば、
交差点には人はおろか車が一台も見えず、舗道には風で倒れた自転車が
散乱していました。こんな光景はあまり見た覚えがありません。
これまでずっと欧米の経済学者の先生を中心に、金融緩和を進めれば物価は
上がるものと云われてきました。
日銀が異次元の緩和に舵を切り、2%の消費者物価指数(CPI)を掲げたのも、
もしかするとこのような考え方からきているのかもしれません。
ところが現実はそうはならず、今でも規模は縮小したものの、金融緩和を続けています。
でもまだCPIは日銀の目途としている2%には届かず、更に10月1日からの
10%となった消費税が追い打ちをかけるかもしれません。
実は異次元緩和を続けても物価が上昇しなかったのは、グローバル化した
経済下においては通常なら円安に振れて、インフレ方向に進み物価上昇と
なるはずが、そうはならなかったと仰る先生方もいらっしゃいます。
そう云われれば2015年末の1ドル125円まで円安が進んで一時は物価は
上昇をわずかながら続けてきましたが、円が安全通貨だと云われはじめ
円高方向になったあたりからCPIも足踏み状態となっています。
しかし、これが何かのきっかけで円安が一気に進行すれば、物価はアッと云う間に
急騰するにちがいありません。
そうなったら金融緩和は逆に「泣き面に蜂」の原因となるのかもしれません。
でも、居住用不動産賃貸料は物価上昇時には1年から1.5年のタイムラグは
ありますが、上昇してくるものです。
それを分配原資にした個人版私募REIT「i-Bond」はこれから注目される
商品になるのだと信じています。
本日のボンドランチ
19号台風の夜に食べた
非常食