令和の世を迎えて半年がたち、延期されていた天皇・皇后陛下の「御列の儀」が秋晴れの下10日に
無事終えられました。
すると休む間もなく、今度は皇位継承に伴う一世一度の「大嘗祭」の中心となる「大嘗宮の儀」が
行われました。
それも14日夕刻から15日未明まで続き、翌日には宮殿で「大饗の儀」に臨まれると云う緊張感の
続く過密なスケジュールをこなし、さらに一連の行事はこれからも12月上旬まで続くようです。
TVでそのご様子を観ていましたが、これが伝統と云うものでしょうか、何か厳かでじ~んと
くるものがありました。
脈脈と続く伝統を護ると云うことの大変さを知りました。
きのうはゆっくりお休みになられたのでしょうか。
たまたま土曜日(16日)新橋駅近くに用事があって出かけたました。
ニュースで知ってはいたものの、お昼頃駅広場に来てみれば、いつもとは違い閑散としています。
山手線が運休しているので、そのホームへのエスカレーターや改札付近にもほとんど人はいません。
休むことなく運転されている山手線が日中何時間も、また同時に京浜東北線も区間によっては
終日止まると云うのはあまり聞いたことがありません。
原因は高輪ゲートウェイ駅の新設に伴う工事だそうです。
巨大吹き抜けの駅になるとのことですが、一体どんな駅になるのかと今から楽しみです。
運休なしで、一刻も止まることなく動き続けているのが経済です。
ましてグローバル化した現代ではなおさらでしょう。
そして、世界通貨にも、円、米ドル、ユーロ、ポンド、カナダドル、豪ドル、NZドル、ウォン、
元……など様々なものがあります。
それぞれの通貨には特徴があり、値動きの安定している通貨、激しく動く通貨など、その国の
経済事情や政治背景などにより、こちらも運休なしで動き続けています。
そこで日本の通貨「円」は安定している通貨としてよく知られていますが、こと為替についての
考え方は最近変わってきたと、16日の日経新聞朝刊は伝えています。
今迄は円安になれば輸出先での価格競争力が上がるため輸出が増え、株価も連動して上昇するし、
日本経済にはプラスになるとされてきました。
ところが、製造業などの海外移転が進み、また家電やエネルギー(液化天然ガス)などの輸入が
増えていることから円安に振れることは逆風でマイナスになると云うわけです。
たしかに今でも円安は株式市場では好材料となりますが、一方で円の購買力が下がり、回り回って
所得が海外に流出することになると云うのです。
どうやら長く続いてきた円安神話は、実態にそぐわなくなってきているのかもしれません。
一時的か今後とも続くのか分かりませんが、円安神話は運休の時期を迎えたのかもしれません。
いつも最後は「お金第3の置場i-Bond」のお話になるので恐縮ですが、i-Bondの分配原資は
居住用不動産からの賃貸料です。
この賃貸料は入居していただいている間中は一刻たりとも休むことなく、ネット風に云えば
課金され続ける、正に安定した原資となります。
ですから小生らはテナントファーストの考え方で、快適な住環境を提供し続けなければならないと、
運休のない不断の努力の大切さを実感しています。
本日のボンドランチ
世界の味が楽しめる弁当
でも円で買いました。