とうとう、と云うかついに今年も12月がやってまいりました。
何と今年の一年の早かったことか。毎年のことながら今頃は同じように思うのですが、特に今年は
早かったと感じています。
あれよ、あれよと云う間の12月入りです。
また、今月20日(金)には上場して2回目となる株主総会が控えています。
非上場の時とは違い、上場ゆえのイベントも多くあるばかりでなく、ストレスを伴う業績の追求が、
内なる時間を早めたのかもしれません。
でも目指す方向もしっかり決まって、何をしなければならないかも明確になってきましたので、
これからは密度の濃い時間を過ごすことになるのだろうと思っています。
それが内なる時間にどう影響を与えて、来年の今頃は月日の経過を一体どう感じることになるのでしょうか。
たまたまやり残した仕事のため、冷たい空気が張り詰めた薄ぐもりの朝、休日出勤をしますと、
「チヌイ、チヌイ…」と小生には聞こえたのですが、窓越しにスズメの2~3倍程の青黒いスマートな鳥が
坪庭の木に止まっています。
枝から枝へ飛び移っては暫く鳴いていましたが、ほどなく声は聞こえなくなりました。
小生にとりましては、ごく僅かな時間に思えたのですが、鳥さんの感覚ではどうなのでしょうか。
朝よりも更に寒く感じる、陽も落ちた夕方に、散歩に変化をつけようと、わざと裏道を行けば、
闇の先にパッと花が咲いている樹木があります。
一瞬、そこだけは季節が飛んで春のように思えましたが、近づけば次第にそれは強いライトに映る
樹木の葉であり、顔に当たるかすかな風は冷たいままです。
時の流れは、あらためて振り返ってみて再認識するもののようです。
2016年1月、日銀は金融機関が日銀に預ける資金のうち、一定額以上の資金に、マイナス0.1%
という金利を課すと決めました。
もうあれから4年近くが経過しようとしているのですね。
今はあたり前のように思っていますが、当時小生は金利にマイナスの世界があるとは驚きでしたし、
常識的に考えてみれば、お金を預ける側が金利を支払う、と云うのは尋常ではありませんね。
マイナス金利政策は日本ばかりでなく、欧州などでも現在実施されています。
リーマンショック後の世界経済の落ち込みに対しては、この政策は下支えとなり確かに機能してきました。
しかし、資金を借りる方にとりましては大へん都合の良い政策ですが、貸手側の金融機関にとりましては、
徐々に経営体力を奪っていく厳しい状況を、生み出していることも確かだと思います。
足許の世界経済を考えれば、まだ当分は続くのかもしれませんが、永久に続くことはあるはずもなく、
必ずどこかで終焉を迎えることになるだろうと思います。
さて、時の流れの中でその時、一体どんな出口が用意されているのかは、誰ひとりとして知る由もない
と云ったところでしょうか。
このような経済状況下のもとで、皆さまのニーズに応えるべく、登場したのが「お金第3の置場i-Bond」です。
時の流れと共に広がっていくことを期待しています。
本日のボンドランチ
うな弁当
うなぎの稚魚シラスは
潮(時)の流れに乗って、深海からやって来ます。