風は冷たくても抜けるような青空の日曜日、マスクをつけて、いつもより長めの散歩です。
散歩中、今年は暖冬、これで暖かい日が2.3日も続けば、いつもよりあの不快な花粉症が早目にやってくるかもと思っただけで、歩く速度も鈍りがち。
帰り道にはファーストフードの店頭で足が止まり、少しためらいのあと、セットメニューをテイクアウトしてきました。
勢いは少々鈍ったと云っても新型コロナウイルスの感染が止まりません。
花粉症の必需品マスクも店頭では売り切れ続出と聞くと、手持ちマスクも丁寧に使わなければと心します。
この新型肺炎は、当初マーケットにおいても影響の程度が予想できておらず、急速に世界的広がりを見せてから反応しましたが、マーケットは今のところ落ち着きを見せています。
しかしながら、日本でも患者数が増えており、特に豪華クルーズ船での集団感染は毎日報道されています。
加えて中国での工場がストップして日本からの進出企業の生産のみならず、サプライチェーンの断絶により部品の供給が本格的に止まるようなことになれば、マーケットは大揺れして、これはブラックスワンと云うべき事象となります。
散歩から帰って、ランチの後コーヒーを入れ、バレンタインには国外と云うことで一週間早く頂いたチョコレート(大きいので一気には無理)を、2日ばかり溜まった新聞と一緒に楽しみました。
そして、ひとしきり新聞を読んで、さて、これから午後を快適に過ごすにはと考えたところ、そうだ、床屋に行こう!
札幌の雪まつりも、長野の名スキー場とも暖冬の為、雪不足のようです。
また地球温暖化の影響は年々酷くなっている模様で、世界気象機関(WMO)の発表によれば、いままでなら、気象学的に起こりえないと思われていたことが起こり、起きた時の衝撃が強裂な事象をグリーンスワンと云うそうです。その例として、南極で過去最高気温となる18.3℃が観測されたことが発表されています。
18℃と云えば日本では春真っ盛りと云ったところでしょうか。もちろん花粉症も真っ盛りで、いま国会で問題になっている「桜」も真っ盛りです。グリーンスワンはブラックスワンより複雑で、深刻な様々な危機を生み出しかねず、特に金融危機に直結する恐い存在のようです。
グリーンスワンは2020年1月20日にBIS(国際決済銀行)が公表した気候変動と金融安定に関する報告書に出てきます。
温暖化が原因の自然災害による経済損失、低炭素社会に転換する際に企業などが被る損失などにより、WMOは引き起こされる金融危機に陥った場合の準備を急がなければならないと、警告しています。
今、世界的なESG投資はその流れの中の一環にあるのでしょう。
日本の投資家も徐々にそれらを認識するようになりました。
そこで当社が今正に、力点を置いているi‐Bondですが、今後は立派にESG投資対象商品にすべく努力してまいります。
当社の理念にも、当社の生成するボンドは「年金、医療、介護、環境のサプリメント」を目指すとしてあります。
時代の流れなんですね。
本日のボンドランチ
散歩の帰りに買いました。