風は少し強いものの、お花見日和と思い、昨日自宅から徒歩5分で行ける安倍首相主催の「桜を見る会」で有名になった、新宿御苑に行きました。
驚いたことにゲートには無料開園日のサインボードが出ていたので、早速苑内に入れば、無観客とは云えませんが、観客はパラパラです。それでも花は精一杯のプレーで観客に応えようと咲き誇っています。でも、なんとなく寂しげです。
帰り道、フッと考えたのは、例年とは違いなぜ桜の時季に無料なのか?
もしかすると普通の休日ですら、切符売場とゲートにはたくさんの人だかりができているので、それを時節がら避けたのかしら?
なんて思いつつ、自宅近くまで来ると、風になびく枝垂れ桜が目に止まります。こんなところにもあったんだ! 今さらのように再認識させられました。
さあ、いよいよ日本列島桜前線が北上し、その領域の拡大が始まります。
新型コロナウイルスの感染拡大もこれに似ていて、中国武漢から始まりやがて中国全土へ、そしてアジアを経て欧米へ、と広がり、現在の主戦場の欧州ではそれが北上を始めていると報道されています。
昔のように、もしグローバル化していなければ、単に武漢病ぐらいで終息したのかもしれません。
しかし、現代のように高度に結びついた国際化社会、経済社会では、ヒト、モノ、カネ等の自由な移動が拡大を加速させ、後追い的にそれらを制限するような結果となりました。
このような命に係わる公衆衛生上の危機は、経済的な問題を越えて最優先させるべきは当然だと思います。
一方、世界最大のスポーツイベントである2020東京オリンピックも予定通りの開催は、ここまでくると、小生の思いとしては、コロナが終息をみるまで延期は止むを得ないのではと思いますが、一体どうなるのでしょうか。
他のイベントや文化行事も中止、オフィスはテレワーク、学校は閉鎖、業種によっては営業自粛となれば、日本だけでも相当数の経済的困窮世帯が出現するものと思われます。政府がここをどう将来に向けての道筋を立てるか、大きな判断を迫られていると思います。
本日もアクセスを頂き、有難うございます。
株価をはじめ、他の資産も資本市場のコロナによるボラティリティーの高まりでUP&DOWNを繰り返しながら、各国の打ち出す景気刺激策にも拘わらず右肩下がりとなっています。もしコロナ問題が短期に解決して、回復すればそれで良いのですが、長期になった場合は金融システムも崩壊して、後年、今の時期を「コロナショック」と呼ぶようになるのかもしれません。
そんな最中でも、不動産賃貸料収入は、不動産がコロナに感染しないため、他の資産クラスと比較しても安定性があり、その可能性が高く評価される時期になっていくのかもしれません。
不動産には賃貸借契約に裏付けられた安定収入が期待されます。
また、景気刺激策に連なる資産調達における金利でも、借り手に有利になる可能性もあります。
そうは云うものの、このコロナ危機を乗り越えたとき、世界経済が一体どのような姿になっているかをチョット想像してみましょう。それは、これからのコロナ封じ込めまでの時間によりますが、長期(1年以上)となった場合、経済はきっと別次元のステージになってしまって、まるまる元の姿に戻れるとは思えないのです。
もし、コロナ問題がなかったとしても変革期(AIやデーター処理の分野を含む)に当たる現下、きっと何等かのフェーズに進むことになっていたと思います。コロナ問題はそのトリガーとなったのです。
このように変化の激しいとき、当社の場合に限れば、今云えることは当社ステークホルダーの為、テナントの皆さまの健康を願い、当社スタッフ全員も健康に努め、不動産賃貸の高稼働を維持し、当社i-Bondを初めとしたボンドシリーズの長期的、かつ安定的なインカムゲインを確保することだと思っています。
本日のボンドランチ
よく揚がった、かき揚げ丼を食べて、
株も早く上がるといいな!