2020.04.06社長ブログ

リスクオフの周期

まさか、3週間前には、こんな事態になるとは思ってもみませんでした。

今日でも、明日にでも政府から緊急事態宣言がいつ出されても、おかしくない状態です。

罰則や強制力はないと言われていますが、都知事からそれに基づく指示が出た時、当社はどのように行動すべきなのでしょうか。先週には、総務とコンプラで話し合って具体策は出来上がっているのですが、どこの企業もまるでウイルスVS経済の無制限勝負の様相を呈してきました。

自粛要請のあった先週土曜日の昼過ぎ、青空が広がり陽光が東京を眩しく包み、気温は22℃近くまであがり、気分も少しは和らぎました。

しかし一転して昨日は、いくらか寒そうな曇天が東京の空を重くるしい雰囲気で覆っていました。

小生も新宿に住んでいますが、歌舞伎町界隈はまるで人を遠ざけるかのようなムードが漂っていました。

いつもの、多くの人々が行き交う、あの喧騒の巷をいつになったらまた取り戻すことができるのでしょうか。

もしかすると今回のコロナ問題は、後生に、何十年、いや何百年に一度という大きな出来事として、世の中の回り舞台を回し、時代を変えた事象として語られるのかもしれません。

経済人と云うより人としてポストコロナがどんな状況を呼び込むのかは注視しなければならないところだと思っています。

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本日もアクセスを頂き、有難うございます。

連日のニュースで新型コロナウイルス問題が、世界の金融市場を大きく揺らしていることが報道されています。当初は、甘く見ていたトランプ大統領も日毎に発言内容が変わり厳しさを増して来たように思います。

また、IMFの専務理事は「私の生涯において、いま最も深い闇の中に人類はいる」とまで述べています。また「景気後退期に入っており、世界金融危機(リーマンショック)の時よりはるかに悪い」とも断言しています。09年のリーマン後の世界全体の成長率は前年比0.1%減となり、世界全体のGDPもリーマン後で5.4%落ち込んだと云われています。

メキシコにあるビールメーカーはブランド名コロナビールの生産を、必要不可欠な商品ではないと自主的に停止すると発表しました。

コロナと云えば太陽の外層大気の外側にある100万℃を越えるガスのことですが、実は、太陽にある黒点が10~11年周期で増減し、現下この黒点サイクルの極小期に当たり、景気もリスクオフ期に入るということが云われています。この説は、黒点観測の始まったガリレオの時代から語られていることらしいです。

黒点が多い程、太陽の活動は活発でありエネルギーが大きく、少ないことは太陽の活動の停滞期と云えるそうです。その周期と人間の生活活動の中で起きる景気周期には何等かの関連があり、過去のリスクオフ期も確かに合致するのです。

例えば、リーマンショック後株価が大底を打ったのが2009年3月頃であり、ピッタリ合いますね。そしてその約11年前1997年7月アジア通貨危機、実にその約11年前1987年10月19日ブラックマンデーが発生し、金融界ではリスクオフに入っています。

これはどうも偶然の一致ではなく、因果関係は大いにありそうです。

ということを見れば、コロナ問題も直ぐには軌道回復はなく、これから更に闇の中に入って行くのかもしれません。

さて、日本でもさまざまに困窮者や景気テコ入れの為に経済対策が打たれ始めました。困窮者には一人30万円の給付やアベノマスクには200億円が使われるそうです。それに比較して、資産保有者で、どちらかと云えば弱者ではない人の株価を支えるために日銀は1.5兆円もETFを購入します。これをどう考えればよいのでしょうか?

今後、ホテルREITやオフィスREIT(テレワーク等により)も舞台が変わると様々な問題が出てきそうです。

不動産におけるトリアージで云えば、一番軽症に分類されるのが当社i-Bondなどの居住特化型ではないかと思っています。

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本日のボンドランチ

お客様が来られ、やむをえずレストランで

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